父から「還暦祝いどうすんだ?」

と突然連絡がきた。

私の実家の人間関係は複雑なため、
還暦祝いに関して、
私は実家に全てまかせていた。

とはいえ、
私は実家に住んでいるわけでもなく、
家どおしの距離が近いわけでもない、
というか国内だけど離れてるので、
金銭的に便乗する、
と他の家族に話をしていた…から。

けれど…
父は私にそのメールを送ってきた。

人生でたった一度しかない、
還暦の誕生日まで2週間を切っていた。

おいおい、他の家族…頼むよ。

お父さんが可哀想すぎる…。

ということで、
お父さん大好きな私は、思いきって
2回目の帰省から約3ヶ月後、
3回目の帰省をすることにした。

複雑な家族でも、そんな家族のために
毎日朝早くから深夜まで働き、
役職が上がるにつれて休みも減り、
趣味と言えばたま~にゴルフをする程度。

それなのに、
お父さんは、なぜだかいつも楽しそう。 

お父さんがリビングにいると、
みんなが寄ってくる。

お父さんの笑い声は家中に響くぐらい
でかい。声がよく通る人なのだ。

「お父さんに似なくてよかったね」

とお父さんの職場の同僚から
いじられるぐらい、
格好いいわけでもない、
どこにでもいる普通のおっさんである。

なんか、
文字にしてたら涙が出てきた…(;_;)

お父さんと私は性格がよく似ていて、
友達みたいだ。

お父さんには尊敬するところが
たくさんある。

ここには書ききれない。

かなり脱線してしまったけど、
還暦を迎える前日に帰省した私。 

翌日、家族全員揃って
無事に還暦祝いを終えた。

滅多に注文しない、
高級な焼肉を注文し、
お父さんはとても喜んでくれた。

家族6人全員がこうして車に乗ることも、
もうなくなるんだろうな…

帰りは酔っ払ったお父さんに代わり、
私が運転して帰宅。

祝☆還暦