旅行話しついでに…

新婚旅行の話し。

当時、結婚式のあとにお互い特別休暇を
数日もらうことができた。

休みの日は時間を持て余すレス夫。

土日も含めると長期で動けるので、
数日かけないと行けないところに
しようということで、
北海道を半周回ることに。

レス夫が
「俺が計画立てる!」

と珍しく張り切るので、

全てを任せるのは不安だったものの、
こういう旅行もアリかなと、

私は下調べを一切せずに
どんなプランを立ててくれるんだろうと
ワクワクしながら
全てを任せることにした。

函館を出発点に、
その後車で登別の温泉旅館へ。

なかなかいいチョイスをするなぁと
関心したのも束の間。

「どこか行きたいところある?」

「行きたいところあるっていうか…
札幌とか行きたいけど…」

え…まさかのノープラン?

この展開…行き当たりばったり系だ…。

一気に冷める私。

その後、
札幌、旭川の旭山動物園、
紋別、北見、かと思いきや
その後、
宿泊のだけのためにまた1時間かけて
紋別のラブホに戻り、
また北見、羅臼、釧路、帯広、苫小牧、と
北海道を半周した。

…が、
その土地のおいしい食事や観光名所を
巡ろうとせず、ホントに車で走るだけ。

宿泊はラブホやビジネスホテル、
食事はわざわざ焼き肉屋で盛岡冷麺と、
なんとも行き当たりばったり感満載の旅。

周りは広大な山や海。

これが普通の旅館なら
この感じも良かったのかもしれない。

けど…仮にも新婚旅行。

登別以降、撮る写真は全て無表情で
不細工な顔ばかり。

せっかくの新婚旅行だから楽しもう!
なんて気になれず、
怒りや情けなさや残念な感情剥き出し。

でも、
不細工な表情やレス夫に対する
不誠実な対応に自分自身が疲れてきたので、元の私に戻ることにした。

ある瞬間、
こんな旅行もうちららしい、と
吹っ切れた。

が、機嫌が直った頃に
極めつけのレス夫の行動にカチン。

もう函館に戻るだけ、
という終わりかけの日、
レス夫は朝から何時間も運転しっぱなし。
私も朝から助手席にひたすら座っている。

夕方、
「俺運転大丈夫だから函館に
向かってしまおう」とレス夫の言葉を
信じて宿泊せずに帰路につく。

これが間違いだった。

途中で「運転代わって」
と眠そうなレス夫。

事故りたくない、
と思い運転を代わるけど、
私も疲れていた。

この周辺に宿泊できる場所はない。
探すのにも時間がかかる。

レス夫は疲れ切って使いものにならない。

もう!!と一人で腹を立て、
深夜を過ぎた頃、トイレしかない
高速道路のパーキングで結局
5時間に渡る車中での仮眠。

旅行5日目の体に車中の睡眠はキツい。

明け方目覚め、
そこから2時間かけてようやく帰宅。

観光名所も存分に楽しめず、
おいしい食物も堪能できず、
何日もただただ走るだけの旅行。

もうこんな旅行嫌!と思ったけれど、
広大な北海道だからこそだな…、
そして、
レス夫に任せっきりだったからだな…
ある意味貴重な体験だったのかも…と
良いほうに考える。 

リサーチしてたらもっと不満が
出ていただろうと思うと、
リサーチしてなくてよかった…
とホッとする。

一方、レス夫は大満足の様子。

レス夫、
あなたはやっぱりモテない要素満載だわ。