ごくごくたまに
レス夫とお風呂に一緒に入る。

けれど、
大抵一人でお風呂に入る私。

ソファーで寝ているレス夫を尻目に
浴槽にお湯を貯め、
のんびりと湯船につかる。

今日も1日終わった、と、
今日1日のことを振り替えり、
明日のことを考える。

1、2年前に比べれば、
お風呂に入っている間、
悲しさを堪えるだけに必死になって
声を殺して泣くことも、
今ではずいぶん少なくなった。

そんな自分の変化の嬉しさに浸る。

それだけでもずいぶん心が楽だ。

一生懸命、毎日毎日
涙を流すまいと心に決め、

一時足りとも心のバリアを
緩めまいと、血走りながら
過ごすことしかできなかった
毎日に比べれば…。

一人でのんびりつかっていると、

ふと浴室ドア越しに人の影を感じる。

しばらくすると、
「なんで声かけてくれないの~」

と、レス夫が入ってくる。

え、一緒に入るって言ってないけど…?

あなた寝てたじゃん! 

という心の声を胸に秘め、

「ごめんね~
起こしちゃ悪いと思って」

と可愛く装って返事をする。

誘ったときは断ることが多いくせに、
自分の気が向けばノコノコと…
勝手なやつだ…

ゆっくり浸りたいのに…

と思いながらレス夫の頭を
シャンプーでキレイにする…時もある。