ある休日の夜、
二人で自宅にいた時のこと。 

私がトイレからリビングに
戻ると、寝るとき以外、
二人の寝室を兼ねている私の部屋に
普段いることのないレス夫が
部屋から出てきた。

私はピンときて、
「何してたの?」
と聞くと、

「エヘヘ…」

と言ってごまかすレス夫。

一気に頭に血が登った私は

「また聞き耳たててたんでしょ!?
その行為、ストレスになるからもう二度と
やらないで!

引っ越してきてやっとなくなったと
思ってたのにまだやってたの!?

あなたの想像以上に私の
ストレスになってるの!

ホントやめて!」

と本気で怒鳴った。

「すみません…」

と小さくなるレス夫。

レス夫の性癖であるから
興味を掻き立てられるのはよくわかる。

けれど、二人しかいない
家族が嫌がることを平気で行う
レス夫が腹立たしい。

アパートから
マンションに引っ越したおかげで(?)、
最近その姿を見なくなり
安堵していただけに、
怒りが爆発。

その時のトラウマが
思い起こされてしまった。

その後しばらく二人沈黙。

レス夫にとっては、
私のことを
“優しくていつも笑顔の
かわいい奥さん”だと
見込んで結婚したレス夫。

そりゃ何もなければ怒らないし
いつもニコニコしていられる。

けれど私の気にくわない事…
というより、常識の範囲を越えたことを
して平気でいられる人がどこにいる?

一緒に住んでいる以上、
お互いに思いやりをもって
生活するのは当たり前だと思う。

一人暮らしが長かったとは
言っても、結婚して3年目、
家族を持った自覚をしっかり
持ってほしい…