ある日、
玄関から2階に続く階段を見ると、
壁になにやら模様がある。

一面真っ白な、
何も模様のない壁のはずなのに…

普段は全く気づかなかった。

外出するときにしか使用せず、
昇降の際はいつも電気をつけるから、
見過ごしていた。

考えればわかりそうなものだけど…

日中の、
玄関の曇りガラスの部分から
差し込む光の量と角度が
ちょうどよかったのだろう。

これは明らかにアレだ。

そう、レス夫が聞き耳を立てて
隣の住人の音を聞くために
耳を壁に押し当てた跡。

階段の上から下まで、
レス夫の耳の高さの位置で一直線に
付いている。

そして階段に腰掛けながら聞いたであろう
低い位置にもチラホラ…

ついでに手形もチラホラ…

きっとこれ、わかる人にはわかる。

もう~ホント勘弁して…