レス夫とのsex のとき、
レス夫は私の顔を一切見ようとしない。

電気は付けてたり消してたり。

見るのは、布団に横になった瞬間だけ。

スキンシップ、と言いながら、

レス夫は
“目チュー、目チュー”と言って、

自分の目を私の顔中に押し当て、
目でチューをしてくる。

ムードが盛り上がるどころか、
まつげが突き刺さって痛くて、
気分が冷める。

「痛い痛い」と言っても止めないので、
早く終わらせてくれ、と思いながら
終わるのを待つ。

あとはソッコーで電マに走るレス夫。

私がイクと、自分のを挿入するのだが、
というより挿入させるのだが(笑)、
そこからは私の顔を一切見ようとせず、
顔を背けるか、背が高いので、
覆い被す態勢で顔の位置を合わせようとしない。

事情があるんだろうと、
私も余計に傷つくことは避けたかったので、理由を聞いたこともない。

「誰かの顔を思いだしながら
とりあえず私の欲求に応えてるんだな」

と私なりにレス夫の気持ちを考えたつもりにして、複雑な心境で数分の挿入を終えるのを待つ。

もちろん気分は良くないけど、
私の体もsex がないとおかしくなるので、
仕方なくそうしてる。

だから私もいつもそれを察し、
自分の顔を腕で被ったり、
月日が経つにつれて、
自分で布団を被り、上半身から上を見せないようにしたりと、ホントひどいもの。

レス夫も何も言わない。

目と目を合わせながら
私は愛情を感じながらしたいのになぁ…

と、ある夜、
いつものようにsexしていると、
なぜかいつもより頭の位置が
布団の上のほうにあったため、
徐々に頭が布団からはみ出してった。

客観的な自分の姿を想像して
笑いたいのを我慢していると、

レス夫が、
なぜかティッシュを1枚取ってる。

すると、私の顔の上に
そのティッシュがふわりと落ちてくる。

え…??

意味がわからず、

「何してんの!?」

とティッシュと取ると、
「だって俺の顔 
変だから見られたくないんだもん」

…はぁ!?今更何言ってんの!?
そんなの知ってるし、まさかそれが
原因で顔そらしてたわけ!?

と心の中で思いながら、
布団から頭ははみ出してるわ、
ティッシュは被せられてるわで、
またまた客観的に自分の姿を想像して
おかしくて笑いだした。

レス夫は、
私が笑いたそうにしているのを、
自分の顔を見て笑いたくなってると
勘違いしたんだな~きっと。

すると、その笑いをレス夫は、
私がレス夫が言ったことを肯定したのだと
またまた勘違いし、

「ほら~!」

と悲しそうに詰め寄ってくる。

いやいやいやいや、違うから!

でも笑いが止まらず、それに加えてレス夫の勘違いにもおかしくて、
笑いから抜け出せない…

レス夫はそんなことを思って
敢えて顔をそらしてたのか…

改めて事の真相を知った私は、
レス夫を不憫に思ってしまった…