とある夜、寝ようとしたがいつもの
レス夫の行動により、1階が気になって
仕方ない。

考えてると、だんだん気持ち悪くなってきた。

同じ空間で同じ空気を吸っていることに耐えられなくなって、夜中12時近いし
既にパジャマだったけど、一人で
気晴らしにドライブに行くことにした。

ドライブがしたいわけではないけど、
誰かに会うのも嫌だ。

となると、ドライブしかない。

アパートの駐車場でずっと車の中に
いるのも不自然だし…

もちろん、レス夫には「危ないから」
と止められたけど、どうしても
気持ちが収まらないから行く。と
強引に外に出る。

行く宛てはない。

ただひたすら国道をまっすぐ走る。

何も考えず、安全運転で。

元々車の運転が好きで、
自分の車の中は私の憩いの場。

真っ暗で何も見えないけど、
夜の運転も嫌いじゃない。

車は何もなく殺風景だけど、
誰にも邪魔されずに落ち着ける場所。

途中で缶コーヒーを買って
またひたすら走る。

レス夫から電話がきてるのも無視。

今は勝手にさせてほしい。

このまま数時間かけて実家に行くのも
いいかも~とか考えながら1時間ほど
走った頃。

トイレにも行きたくなってきて、
Uターン。

家に入るときも勇気がいる。

レス夫が何をしているのかわからないから。

まだパソコンの前にいるかもしれない。

ドアを開けると同時に椅子から立ち上がるかもしれない。

処理が終了して、ファブリーズの香りが
充満しているかもしれない。

寝てる…ってことは、まずないな。

他に行く場所もないから、
仕方なくアパートへ。

家に着くと、レス夫が抱きついてきた。

「心配だったよ~」

はいはい…。
じゃあそうさせなきゃいいじゃない。

そう心の中で答えながら、
布団に入る。

気持ちも落ち着いて、
なんとか寝れそう…