減塩生活をキッチリと実行した男性Oさんは、日ごとに精力が減退。
奥さんを見ても心は迄か彼方。
仕事への集中力もしだいに欠如し、つい
には生命力の薄い”寝たきり人間〃になってしまったという。
いずれも医師の指導によって危横を脱
したというが、これらの例からも減塩=健康という考えには一考の余地がある。
むしろ塩分の不足=活動力の減退としたはうがいいかもしれない。
面白い話がある。
食文化史研究家の永山久夫氏が指摘していることだが、
歴史の事例を見ると、人が、特に武門の者が薄味を好
み始めるのは、滅亡の兆候だという。