3月にE39の乗換えをされたお客様より連絡有って、「エアコンの効きが弱いので・・・」と!
ここ数日の暑さで、効きが弱めだったエアコンがより一層効かないみたいで、「どうしたら良いですか?」って、
それでお客様は千葉の木更津の方なので、わざわざお越しいただくのも申し訳ないので近くの整備工場を手配して、そちらに行って頂く事になりました。
こんな時、殆どのユーザーはディーラーへ一直線なのですが、そうすると 「ガスが減っていますねえ~」 「普通は減らないので、どこかに漏れがあります!」 「一度調べてみましょう!」 と言われることは決まっています。
しか~し、エアコンの冷媒ガスはどのクルマも少しは漏れているもので、配管のジョイントや各部の接続部から微妙に漏れるのが普通なのです。 穴が開いたり故障によるものだと、大体がもっと漏れが酷く効きが弱いなんて程度ではすまないです。
ディーラーで調べた結果は、「漏れの程度が僅かなので原因特定できません。」 「怪しい所から修理(交換)してみます。」 となり、結局は全部取替えで、安くて30万 高いと100万近くの請求を受けることになります。
つまり、悪くもないエアコンのアッセンブリー交換を一気にじゃなくズルズル引き延ばされてやられるから、工賃も普通より高くなってしまうことが多いのです。
BMWに限らず国産車も同様で、ユーザーはビックリ仰天で 「このクルマは故障が多い」 「修理費用がかかりすぎる」 ってなってしまうんですよね!
手配した整備工場には、「冷媒ガスを確認して、適当な圧力になるまで足しておいて下さい」 と言っておきました。
90%以上の確立でエアコンの効きはよくなるでしょう、費用は数千円で大丈夫です。 場合によって 「真空引き」 することもありますが、この作業も出来ればしたくないのが本音で、「真空引き」 によって漏れが増大する恐れも有るからです。 仮に毎年1回その作業してもディーラーでウン十万かけるより余程良いと思いませんか!?
エアコンのこのようなことは典型で、何でもかんでもディーラー サービスに行けば良いというものでは有りません、保障期間内なら話は別ですが古い車はとっくに過ぎていますし、年数経過してるのですから全て正常ではないことが診断器上では多いです。 それでも普通に走っているのが殆どで、言われるとおり全部交換やら修理してたらたまりません。
この辺のことを上手く使い分けして乗れば、BMWのみならず輸入車もそんなに多額の維持費は掛かりません。
「輸入車は故障が多い」 「修理費が高い」 「BMWは電気系が…」 なんて言われる所以なんだと思います、必要な個所を必要なだけ整備して無駄な過剰整備や交換しなければ全然大丈夫です。
私共もディーラーにチェックの為に持ち込むこと多いですが、サービスフロントの方々もコチラの事を良く分かっているので、過剰に整備を強要されることは有りません。 つまり、相手によって判断している物なのです。 イヤですねぇ~! でも私自身もそんな所にいたので何とも言えませんが、ディーラーにも事情は有るので致しかたない部分でも有ります。
それと最後に、輸入車ディーラーのサービスに行って絶対に言ってはいけないことを伝授します。
「TOYOTA車は壊れなかった!」 「故障が多すぎるから整備費用を安くしろ!」 この2点は絶対に禁句です、
サービスフロントに 「TOYOTA車じゃないし・・・」 は印象悪くして何一つよくないです。 「安くしろ!」 は言っても無駄、相手をかたくなにさせるだけです。
そんなことになる前に、まずはご一報下さい!