合唱団員のSさんのお宅の前を通ったら、一重山吹がきれいに咲いていた。

 

 

 

華やかな八重の方が見かけることが多いが、一重の清楚さも捨てられない。

 

 

いずれも日本固有種である。一重は実ができるが八重はできない。

 

 

・・・・で、思い出すのが太田道灌の逸話で、興味があったから5年前に道灌山を訪ねたことがあった。

 

 

雨の道灌山 | baritontaroのブログ (ameblo.jp)

 

 

 

道灌に山吹を差し出した少女の像。(日暮里駅前:2018.9.21)

 

 

・・・・庭へ出てみたが、一重の山吹しか咲いていなかったらどうしたのだろう。

 

 

「これの仲間で八重のがあるんですけどお・・・」とか前置きをして、「どーしてもこの歌を知ってることをひけらかしたかったんでえ」とか言って「七重八重・・・」とやったら、道灌大笑いして、娘は気に入られたんじゃないかなあ、と下司なジジイは想像するのである。