グローバリスト達による世界の全体主義化が進められ、我が日本はその好餌になるのではないかと懸念されますけれども、一旦歴史を振り返ってみますと、案外最も抵抗力があるのが日本なのではないのかとも思われて来ます。
例えば、日本でファシズムが台頭した時期、近衛文麿の肝煎で大政翼賛会という組織がつくられ、ナチスに倣った一党独裁体制を目指すわけですが、これがまるで成功しないんですね。
大政翼賛会。(ネットからお借りしました)。
どうしてかというと、日本中のいろんな勢力、官僚・軍部・右翼・政党・財界・重臣といった勢力がてんでんばらばらに動くために、収拾がつかなくなってしまったからです。結局、内務官僚主導の精神運動組織であるというところに落ち着くのですが、これでは戦争指導に十分な力を発揮できるわけがありません。
日本にはファシズムは向いていないなと思ったものです。国内にさまざまな方向をとる政治的な力のベクトルが強すぎるんです。伊達に何百年も封建社会を過ごして来たわけじゃありませんや(笑)。
(ネットからお借りしました)。
こういう、いい加減さというのか、容易にまとまりがつかない伝統は、グローバリズムの潮流に一定の抵抗力として働くのではないかと私は期待しているんです。
マスク? ワクチン? いやいや、もっと大きな目で見れば、こんなのちっぽけなことなのかも知れません。『沈黙』の作者も言っていたでしょう。「この国はすべてのものを腐らせていく沼だ」って。
マスクやワクチンはおろか、グローバリズムもそのうち腐り果てますよ。多分。
( ̄∇ ̄;)ハッハッハ・・・・・