地元に中学時代の一学年先輩たちがつくっているサロンがある。

 

 

毎回、そのメンバーや招いた人等に専門分野について一般向けにレクチュアしてもらうという趣旨で、今日は先輩の一人に誘われて初めて出席してみた。

 

 

というのも、今回は心臓が専門のM医学博士が講義をするとのことなので、有益な話を聞けるかなと期待したのだ。

 

 

30数名の参加者があった。若干は知っている人がいたので挨拶などして、昔話を・・・・・とまあ、これはどうでもいいことである。

 

 

そのM博士の話は、心臓の機能や病理、治療などについてで、これも勉強にはなったが、特別書くことはない。

 

 

私が一番関心を持っていたのは、言わずと知れた(笑)ワクチンが原因と思われる心筋炎についてであった。しかし、M氏はそのことについてはまったく触れなかった。

 

 

 

 

講義が終わって、司会者が「何か質問はありませんか」というので、真っ先に手を挙げた。こういうときに遠慮していると、他の人の質問で貴重な時間が潰されてしまうものだ。

 

 

私:心筋炎の原因についてですが、メッセンジャーRNAワクチンが産生するスパイク蛋白がその原因の一つであるという研究が、最近数多く出ているようですが、先生はどのようにお考えでしょうか?

 

 

M氏:心筋炎の原因としてはウイルス感染が主なところですけれども、スパイク蛋白も同様の働きをすると考えられます。

 

 

私:それはスパイク蛋白が心筋に取りつくということなのでしょうか?

 

 

M氏:というよりも、血流に乗って心臓に至り、免疫細胞の攻撃に曝されて炎症を起こすということです。

 

 

私:当初、メッセンジャーRNAは筋注部位にとどまると言われていたと思いますが、血流に乗るとすると全身にくまなくスパイク蛋白が行きわたることになりますね。

 

 

M氏:筋注部位には多くとどまりますが、おっしゃる通り血流によって全身に回ります。

 

 

私:すると、心筋細胞においてもメッセンジャーRNAはスパイク蛋白を産生するということでしょうか?

 

 

M氏:いや、心筋細胞ではなくて心臓血管の内皮細胞で産生することになります。

 

 

・・・・・・

 

 

このあたりで、あまり時間を取っては悪いので質問を終えた。

 

 

 

サロン解散後、個人的にあと5分ばかり質問をさせていただいた。

 

 

私:血管内皮細胞でスパイク蛋白を産生するとなると、心臓に大きな負担となるのではありませんか?

 

 

M氏:負担にはなりますね・・・・。

 

 

私:かなり危ないと?

 

 

M氏:危険性は否定できません。(少し顔を歪める)。

 

 

私:ワクチン後遺症と見られる患者を診察されたことはございますか?

 

 

M氏:いえ、私は臨床医ではないので、診てはいませんが、病理解剖ではそれと疑われる事例を見ました。

 

 

私:先生はワクチンを打っておいでですか?(←かなり不躾な質問だねWW)。

 

 

M氏:はい、立場上打たないわけにいかないので5回打っております。個人差がありますが・・・・ワクチンで深刻な状況になる人もいることは間違いありません。

 

 

・・・・・・・

 

 

こんなところであった。M先生には、やはりワクチンをあまり問題として取り上げたくはないという意思が感じられた。病院からの指示もあることは間違いない。

 

 

しかし、「危険性は否定できません」と言って、顔を歪められたのは強く印象に残った。さすがに訊きただせなかったが、医師用のワクチンと一般従事者用のワクチンが別物なのかどうかは判らずじまいだった。(M氏自身も知らないだろう)。

 

 

ただ、M氏は1回目の接種で副作用がきつかったと言っていたので、ワクチンが区別されているという説は疑問符をつけておいた方がいいだろう。

 

 

 

 

以上、報告を終わります。