以前、梅毒患者が増えているとの情報についてブログに書きましたが、新しい統計資料が出ていないのが難点でした。今回、最新の数字が出ました。
抜粋↓
国立感染症研究所は12日に2022年第52週(12月26日~1月1日)の感染症動向調査週報(IDWR)を発表した。10日の2022年第51週(12月19日~25日)の感染症動向調査週報(IDWR)に続くもので、これにより全数が報告される梅毒や結核などの2022年1年間の新規患者総数が明らかになった。
それによると、梅毒は第52週に114人が新たに報告され、2022年の新規感染者の累計は1万2966人に。結核は第52週に157人が新たに報告され、累計は1万4530人となった。
しかし、過去年度との比較がないと、どう評価してよいのか判りません。そこで感染研のIDWRを参照してみましたが、一目でわかるグラフは載っていませんでした。
参考↓
syphilis2022q3.pdf (niid.go.jp)
探しましたら、読売新聞が昨年10月段階でのグラフを載せていたので見てください。
グラフの拡大↓
このグラフは22年10月23日までのデータなので、さきの日刊ゲンダイヘルスケアの数字をもとにグラフに改変を加えますと、こうなります。
異常な増加ではありませんか?
梅毒は社会的な要因で感染が増減する面が強いとされていますが、この異常な増加はそうとばかりは言えないのではないかと考えます。
率直に言ってしまえば、国民全般の免疫力の低下が影響しているのではないでしょうか。その原因は・・・・最も怪しいのはアレだと思います。