現在のコロナ感染爆発状態を惹き起こした原因は、たび重なるワクチン接種にあることはまず間違いないところなのですが、そのメカニズムの中心的概念が「免疫寛容」であると考えられます。

 

 

昨年3月24日の動画ですが、鹿先生が分かりやすく解説しています。

 

 

 

 

要約するとこういうことです。

 

 

ⅿRNAワクチンは、免疫細胞からの攻撃を避けるために、RNAの構成成分であるウリジンをシュードウリジンに置換することによって、抑制性T細胞であるTreg細胞を発現させ、自然免疫の抑制効果を現出している。(免疫寛容

 

免疫寛容の状態では、ⅿRNAは免疫細胞に邪魔されることなく、人体各所の細胞で(武漢型)スパイク蛋白を産生し、B細胞の免疫応答によって中和抗体を速やかにつくり出す。

 

しかし、時間の経過とともに免疫寛容は効果が薄れるため、再び免疫はmRNAが浸潤した全身の細胞を異物として攻撃し破壊する。(自己免疫疾患

 

自己免疫疾患を避けるためにはワクチンを定期的に打ちつづけ、免疫寛容の状態を維持させなければならないのだが、中和抗体と同時に産生される感染増強抗体が逆にコロナウイルスを引き込む効果を発揮する。ワクチン接種3回の者に感染が多いのはこのためである。

 

こうしたメカニズムを製薬会社や(上級の)医師たちは分かっていながら、ワクチン接種キャンペーンを世界中で繰り広げたのである。

 

 

 

 

さて、以上はコロナ感染爆発のメカニズムですけれども、ここで、コロナ感染などとは比較にならないほどの大きな問題が生じます。ワクチン後遺症の問題です。

 

 

免疫寛容状態が途切れた場合、ⅿRNAが浸潤した細胞(及び周囲の健全な細胞)はキラーT細胞などの免疫細胞の攻撃に曝されるわけですが、接種後に心筋炎や脳疾患が起こるのはその免疫細胞の攻撃による場合も多いと考えられます。

 

 

心筋炎については、スパイク蛋白がつくる微細血栓のためであるという研究もありますが、心筋細胞においてもスパイク蛋白の産生が行われるので、免疫細胞の攻撃の対象になることは確実です。そして殺された心筋細胞は二度と蘇りません。まさにワクチンを接種する行為は、心筋炎予備軍になってくださいと言っているのと同じです。

 

 

脳疾患についてはどうでしょうか。スパイク蛋白が血液脳関門を突破して脳内に血栓をつくる場合があることは既に知られています。では、脳細胞にまでmRNAは到達して、スパイク蛋白を産生するのでしょうか? この点が私には疑問でした。

 

 

同じく鹿先生の最近の動画が、この疑問に答えてくれています。

 

 

 

 

3分40秒あたりから、血液脳関門を突破し脳細胞に浸潤したⅿRNAがスパイク蛋白を産生することによって髄膜炎を発症した症例について語っています。こんな恐ろしい例があるということです。

 

 

心筋炎にしても髄膜炎にしても、ワクチンを打った人がみな罹るというわけでは勿論ありません。しかし、その危険性があることは十分承知しておかなくてはならないでしょう。再度言いますが、少なくともコロナ感染による重篤化の危険性の比ではないと思います。