我が印章店を懇意にしてくださっているお客さんから、びっくりプレゼントをいただきました。
以前買い溜めてあった印材を、もう必要ないからとくださったのです。
黒水牛、白水牛、象牙、水晶などです。ざっと値踏みをすれば、問屋卸で２万円分ぐらいでしょうか。
この「草入り水晶」というのは、特別高価なものではないのですが、ちょっと珍しげなので根強い人気があります。
実際に草が入っているわけではなく、電気石や雲母などの鉱物が水晶に混じったものです。
さて、これらをどうするかなあ。
水牛角や象牙なら私も彫れますが、水晶は注文に出さなくてはなりません。印材は０円として、彫り賃はここだけの話3000円程度なので、売値は４０００円というところかな。市中の量販店に頼んだら、安くてもその３倍は取られますよ。
ほとんど儲けるつもりのない商売のお話でした。
観音堂の夜桜です。
ではまた。