はやいもので、今日から12月。
私は初めて知ったのですが
昨日11月30日は
「絵本の日」
だったそうです。
アメリカの国には
教育の機会不均衡をなくすために
社会的に影響力のある人が
啓蒙する努力をおしまないという
美風があります。
日本でも昨日、
アメリカ大使館から
キャロライン・ケネディ大使が
ご自分の愛着のある絵本を
ご紹介なさっている
動画が配信されていました。
ケネディ家に生まれて
日本に縁浅からぬキャロラインさん。
子どもの頃からの愛読書は
なんと、日本が原作の絵本の英訳本。
「こんとあき」
可愛い女の子あきと
キツネのこんのおはなし。
今でも書店に並んでいる名作ですよね。
このお話に出てきた「鳥取砂丘」に
幼いころのキャロラインさんは
想像をめぐらしたそうです。
あとになって
お子さんたちをお連れになって
実際に鳥取砂丘に行かれたのだと
興味深いエピソードを
披露していらっしゃいました。
さて、大好きな一冊。
あれもこれも、と考えてしまって
この一冊だけ、と選ぶのは
本当に難しいものですね。
ただ。
この時期に
ご自分のかつての愛読書を
思い出すのは
クリスマスに向けて
大事なお子さんへの
一冊を選ぶのには
きっと役に立つはず。
よい本は心を豊かにしてくれます。
悩んだ末に
私が「今の」一冊として選んだのは
先日からブログで取り上げた
歌えほんの
「This Land Is Your Land」
あまりに有名な歌であるため
つい先日、大学生の知人と
大いに話題が盛り上がった本です。
世代を超えても伝わる人の心。
その豊かさを、英語でも。
あるいは、英語だからこそ。
出来ることがあると私たちは思っています。