昨日、神保町を元気にすることに関しては誰にも負けない「神保町応援隊」の隊長、白石春美さんと、神保町のことなら知らないことは無い「岩波ブックセンター」の、柴田信社長にお会いする機会に恵まれました。


本当のことを言うと、私が白石隊長へ無理におねだりしたこと。岩波ブックセンターは私がとても好きな書店の筆頭格ですが、ご多忙な柴田社長は店頭にいらっしゃることはありません。柴田社長は、ご存じの方も多いでしょうが、BSなどのテレビやメディアにもよく登場なさる方。書評やブログの筆致の確かさに、「大人の教養ってもの」を教えられる、知の巨人、です。
お会いしたかったのは、ミーハー的な理由から。(*^o^*)
大人のための硬派な書店というのが岩波ブックセンターのイメージですが、ここのすごさは児童書の棚にも。当たり前のことですが、書店の棚は無限ではありません。その中で、何を置いて、何を置かないのか。棚の物理的な大きさを超えて、選び抜かれた本が並ぶここの書棚には、「いいものを置く。」という明確な哲学が感じられるのです。
喫茶店のコーナーソファーに座って和やかに話すお二人を目の前にしていると、まるでTVの対談番組を目の前で見ているよう。「なんでも知ってる」柴田社長は、実はお若い時には学校で教えていらした元先生。人に分かりやすく、時にはお茶目なもののたとえを織り交ぜながらお話になるのが得意でいらっしゃるのです。聴き手にも不足無し。応援隊の道産子隊長は、人とのつながりを大切にして耳を傾け、話題を切らさない度量の大きさがあります。
ビッグな対談だけれども、フットワークの軽いお二人があっさりと交わるのが神保町の不思議なところ。ご自分の思うことをお話しいただいているのに、どれも心に届くお話しばかりで、本当に楽しい時間でした。柴田社長も、白石隊長も、もともと私が大好きなお二人なのですが、さらにもっともっと大好きになりました!(≧▽≦)
願わくば、こんな「生きる財産」と私たちが交流出来る、「サイエンス・カフェ」ならぬ「神保町・カフェ」みたいな場が、作れればいいなぁ~♪
ね!白石隊長!!(o^-')b