BIRDS EYE LOHAS Project

BIRDS EYE LOHAS Project

ロハスなコミュニティ誌「BIRDS EYE」を発行しながら、
ロハス志向の人たちとつながって「ロハスコミュニティ」づくりを目指しています。

大阪・北摂地域で、26年間発信し続けている

フリーペーパー「BIRDS EYE」編集者のブログです。





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菜園つき住宅を核にした「ロハス・ヴィレッジ」の構想が徐々に進んで「ロハスな暮らしと家づくり」友の会も設立され、その一連の動きの中で、情報が多方面から入ってくるようになりました。

寄せられた情報の中で、実現可能性のある土地が3箇所みつかりました。一箇所は万博に近い山田地区。もう一箇所は丹波篠山にある2万坪の休耕地。それから先日行って見てきた滋賀県甲賀市にある1万坪の遊休地です。


ここは甲賀市あげて地域活性化に意欲的に取り組んでおられる議員さんや観光協会の会長さんのお話をお聞きすることができ、また私たちも「ロハス・ビッレジ」の構想をお話させて頂き、お互いの考え方が共鳴するところが多く、共同企画で進めて行こうという話し合いになりました。

はじめて訪ねたのですが、この土地柄のことをお聞きしてすごく惹かれるもの感じました。このエリアは昔もっと琵琶湖が広く大きかった時代の湖の底の部分にあたり、だんだんと土地が隆起して平野になったということで、ミネラルが多く含まれる土壌になっているそうです。その土壌で作るお米は古式農法で作られているので特別の味、栄養があり、ここしかできない自慢のお米だそうです。そのお米を作るお百姓さんがだんだん高齢化して田んぼを守って行く人が少なくなったそうです。


森の周辺に沢山の田んぼがあり、その近くに広い遊休地があるので、ここに菜園つきの住宅100戸くらいを建てて、田んぼは借りて農家の指導を受けながらお米作り、野菜づくりをしてゆけるのです。また近くには、5つもゴルフ場があるのでレストランや宿泊施設ができればゴルフにくる人たちに利用してもらう、そうすればヴィレジ内での仕事や雇用も生まれる。豊かな森林は手入れをしてないので山が荒れている状態ですが、この地にログハウスを手づくりで建てたい人が集まってくれば、山林の手入れをしてもらって材木は無償で提供し、その材木を使ってログハウスを建てることができる。また週末だけ通ってきて農業したい人のための小屋も50戸以上建てることができる、その方々に野菜やお米を作ってもらい、都会の生活と農的生活とを楽しんでもらうことができるのです。


 一緒に行った建築家が一つのアイデアを出してくれました。

彼の提案では、今、大企業をリストラされたサラリーマンや、働いているけど収入が減って困ってる人が全国に200万人もいる。その人たちが、現代の経済システムから少し離れて農的生活をしながら人間性を取り戻してもらえるような「農職住」を、ここなら提供できる。収入はそれほど多くなくても経済的にゆとりある生活ができ、家族が健康的な生活を安心して送れる環境を創ってあげたい。ロハスな暮らしの提案だけでなく、社会的な意義のあるものにしてゆきたい、そんな熱い思いが溢れ、みんが共感したです。現地の方からも「単に人を寄せて活性化するのではなく、人間の尊厳が大事にされるコミュニテイをつくらなければ意味がない」という言葉がでてきて、お互いの想いが共鳴し合ったのです。

ソ連では「ダーチャ」という滞在型の農園が大流行で国民の食料の8割を供給できるほどの規模になっている。1990年ソ連崩壊の時の混乱時でも餓死者が一人もでることなく生き延びられたのは食料が作れるダーチャがあったからです。ドイツで発生し日本にもある「クラインガルデン」式の宿泊型市民農園も、食料自給率を上げる一つですが、自分の家族が食べるものは自分たちでつくる。安全・安心の食材によって健康的な生活を手にいれたい、という人間の欲求が強くなってきています。そうするとゴミの問題や環境汚染の問題、に自然と目が向いてゆき、解決してゆけるのです。


 半年前に、4人の建築家と月1回の会合を持って、郊外に菜園つきの住宅を建てて、半自給自足できるコミュニティを創れないだろうか、という夢を語り合っていたことが、いろんは人と人のつながりで、実現可能な地点まで運ばれてきたのですが、これからが大変です。具体的な青写真を描いて、まづ居住希望者を全国から募り、デベロッパーを探して、インフラを整備し、一つの居住空間を建てて、そこで実際に体験してもらってから、家を建てる。定住型と週末農業型の小屋、それに手作りのログハウス、ゲストハウス、などを

建ててゆく。そんなプロジェクトが始まってゆくことになる。


 参加者は家族単位で、その中には「保存食」を作るのが得意な人。「野草」で手作りの酵素飲料を造れる人、木こりのうまい人、木の家具を作るのが上手な人、パンやピザを焼くのが上手な人、炭を焼くのが得意な人などが入居してくれた、そこでの仕事が生まれるし、収入も生まれる。年齢を問わず全人格的な教育ができる教室や、代替医療で住人の心身の健康を支援する人材や設備も必要になってくる。そういったロハスの視点から見直してゆくコミュニティを、関心のある人たちの手で創り上げてゆけるようなプロジェクトにしたいと思います。


 ぜひ、「関心がある」「こんなアイデアや智慧がある」という人がいたらメールください。

Mail: munechika@hokusetsu-sjhimin.or.jp   BIRD EYE Project





今日Iさんと久しぶりにランチミーティング。

話は「家庭菜園」を手掛ける話から世界情勢まで、いろんな話がでてきて、刺激を受ける。


「日本はなぜこうも情けない国になってしまったのか」最後は愚痴がでてくる。Iさんは言う「もともと日本人は縄文時代を見てもわかるように、農耕民族だから、一つのところに住みついて土を耕して米や野菜をつくって、自然とともに生活してきた民族だから、欧米の狩猟文化を取り入れても、DNAに合わないんだよな。


ステーキや洋式の生活スタイルは、どこか違和感があってなじめない。体がもともと受け付けないものを入れていれば、病気にもあるし、ココロも無理がくる。


戦国時代に武士は、梅干入りのおにぎりと少しの塩で戦っても全然疲れを知らなかった。それくらい穀物のパワーはすごい。それがハンバーガーやステーキを食べ出してから、頭も体もおいおかしくなった。

やっぱり、もともとの日本人にもどらなあかんのや」


「なるほど、狩猟民族に侵食されてたわけか、ほんとの日本人の生き方は農耕スタイルなんやな」「そうなんや、ビジネスも農耕マーケティングでいかなくちゃ。狩猟マーケティングの洗脳をもうそろそろ解かなくちゃ」


「よーし、もっと縄文時代までさかのぼって情報を集めないといかん」


2人ともスパゲッティを食べているフォークを置いた。

い低迷の政治がもうすぐ始まる総選挙で、ある意味、決着がつくことになりそうだ。
もう、われわれ国民はせっぱつまっていて、選挙を待ち構えている。

アメリカのブッシュ大統領が8年間続いて、アメリカがズタズタになったが、ようやくそれに気づいた70%のアメリカ人が、オバマ大統領を選んだ。それまでGDPの60%を軍事費につぎ込んで戦争に突き進むことを許してしまったことが、自分たちであった、という思いから、政治を自分たちのものに取り戻さなければ、国が滅びてしまう、という思いに変わったことが大きかったんではないだろうか。つまり国民一人ひとりがチェンジしたのだ。

そして、われわれ日本国も、ブッシュ大統領の考えに同調した小泉首相を選んで同じように8年間の間にとことん国をだめにしてしまった。それを許したのはわれわれだったと言える。
だから、こんどこそ、政治を自分たちの手に取り戻したい。その第一歩として、まじかに迫った総選挙に、自分の石(意思)を投げ入れるために、はってでもゆこう!

そんな叫びが聞こえてくるようだ。ネットの世界でも、そんな声が広がっている。それは、この8年間で国をだめにした現政権を辞めさせるための草の根運動が、昨年あたりから盛んになっていて、世界同時不況が起きてから、更に大きなうねりになってきている。与党の議員を今度の選挙で落とすために選挙に行こう!という呼びかけと、その戦略までが、何十万人の人たちによって広げられているからだ。

ここで、ひっかるのは、民主党がいい、という話ではない。民主党に政権交代させて、これまで国民をだまして、自分たちの思いなのままにやってきて、汗水たらして働いて働いて、世界で2番目の経済大国にまで押し上げてきた国民を、この8年間~11年間で貧乏のどん底の突き落とすような政治をやってきた政治家や官僚の犯罪的ともいえる行為を辞めさせなかればなならい、という切羽詰まった想いがあるからなのだという。国民一人ひとりは、政治家が国民の目の届かないところで何をしようとも、わかるはずもなく、黙って受け入れるしかなかった。でも、もうそれがほころびてきて、少しづつ気づいてきた人たちが発信するようになってから、疑問に思ってた人たちがアクセスしだしたから、1日何万という人たちが目を覚ましだした。

民主党の代表が小沢さんから、鳩山さんに代わった。鳩山さんは「日本の大掃除をしてゆきます」と就任の挨拶で語った。民主党の代表が誰になっても、そのことは、あまり重要じゃない。

問題は、この8年間~11年間に政治家がしてきたことが、国民の前に明らかになること。

その大掃除ができて初めて、国をほんとに思う志ある政治家ができて日本を再生してゆける。今でてきても、活躍できないほど腐敗し切っているからだ。その腐敗を一番よく知っている民主党の人たちによって、大きく変えてもらわなければならない。それができなければ、また選手交代してもらうしかないと思って、国民も腹を決めなければならない。民主党好きとか嫌いだとか言ってる場合じゃない。こんどの選挙は、政治の側ではなく、国民の側がチェンジするしかない。

さて与党は長い間政権に居座りつづけて、どんなことをやってきたのか、検証しているサイトを見つけたので、ここで紹介しておこう。

「内閣府5月16日発表の統計表によれば、1997年と2007年のGDP(名目暦年)はそれぞれ、515.2兆円と515.6兆円である。この11年間の日本の経済成長はゼロだったことを示しています。

財務省公表の資料によれば、今年3月時点での国の借金は849.2兆円になっている。
11年前の1997年3月末は、355.1兆円です。この11年間で、国は借金を約500兆円増やしたことになります。前代未問の巨額のマネー500兆円を使っても、まったく経済成長をしなかった。世にも不思議なことがあるものです。

この11年間で国が増やした借金約500兆円は日本の経済成長には全く役に立たなかったことになります。国の経済成長にはなんらの役にもたたなかったということは、実物経済に還流させることなくどぶに捨てたことと同じ現象が発生しているのです・・・・、少なくとも経済成長ゼロということは、国民生活に全く寄与しなかったことだけは確かである。
繰り返しますがこの11年間で名目GDPはゼロ成長ですよ。国家が投じた金は本来なら経済成長を通じて国民の所得が増え、国民の金融資産が増えていくのが正常な姿です。
 参考までに言えば、この11年間の日本の金利は限りなくゼロに近い超低金利を維持してきました。所得も増えず、金利収入も得られない状況下では、庶民の金融資産は食いつぶしによる目減りはあり得ても、増える要素はあり得ません。
ところが実際には、日本人の金融資産は、1996年3月末には約1270兆円だった、それが2007年6月末には1550兆円になっています。従って約280兆円が個人の懐に入ったことになります。

日銀の福井俊彦総裁は昨年5月25日の衆議院決算行政監視委員会に出席し、『ゼロ金利政策の影響』で民主党の岩國哲人氏の質問に答えている。1991年から最近までの間に、家計で330兆円程度の利子収入を逃したとの試算、大まかに見て逸失利子額は「だいたい200兆から300兆円くらい」と答弁している。
彼は国民の得べかりし金利収入200兆円~300兆円を逸失したということを自ら認めているのです。一般国民の収入は低下し、資産は目減りしているにもかかわらず、国民全体の金融資産が増えたということは、その殆どは金満家たちの懐に所得移転したものと推測されます……」

続きを読みたい方は→http://isukeya.iza.ne.jp/blog/entry/593371/ (転載)