【内発的な力】 | 日本一熱い書店営業・桜井栄一が語る『ベストセラーはこうやって作る!』

日本一熱い書店営業・桜井栄一が語る『ベストセラーはこうやって作る!』

革靴を2週間で履き潰すほど日本一熱いと自他共に認める書店営業マン!
20年以上の実績。編集者には語ることができない「売れる本」「書店が欲しがる本」から、
プロデューサー視点から斬り込む「売れる著者」「ファンができる著者」まで赤裸々に語ります。

百年、千年の時を超えて引き継がれ、
また読み継がれている文化、芸術、思想、哲学の
条件を学んだときがあります。

それは、

「内発的な力」(人々の心の内奥に訴える力)
を備えているものではないかと。

興味深いのは、
それらが社会的な混乱、
人生で起こる波乱や苦悩の中から誕生したもの
ばかりであるということ。
確かに世界的な古典名著の多くは、
戦乱や迫害の渦中に書かれた作家のものばかり。

世界的歴史学者・英国のトインビー博士は、
文明の栄枯盛衰や人の道も、
「挑戦と応戦」の歴史であると言われている。

変化の連続、環境や時代の波、
その生きるための悩みという
内側から、外側からともに迫りくる挑戦に対して、いかに力強く応戦していけるか。


会社も個人も、
大変な時こそ飛躍のチャンスであり、
大きく変わるチャンスになる。


日本、アメリカ、ドイツなど
20世紀後半を牽引してきた国々は、
時代の変化の挑戦に対して
百年前から教育に力を注いで応戦し発展した。

やはり何においても百年後を見据えた
行動が大事なんだと深く学んだ。

いまの仕事、事業、振る舞いや人材育成も、
百年先につながるんだと思うと、
視野が広がるし、やり甲斐が満ちてくる。



また、そう思うと大変な中にわずかながら
光が差し込む気がしています。