母が子宮体がんになりました。
そのため、数日間帰省をしておりました。

最初は呼吸困難で病院と言われたのですが
直ちに入院といわれ
生まれて初めての家族の入院で慌てふためいていました。

それに重ねて、医師からのがん宣告だったので
母も私も少し動揺しました。

母が一緒のときは平気だったものの
あとで家族だけ呼ばれて「覚悟をしてください」と言われた時は
ショックのあまり先生の前で泣きそうになりました。

体調の悪い母に病院に行くよう、強く勧められなかった自分に悔やまれたり
いつも身近に母がいたら、体調の変化にも気づけただろうに、とやるせない気持ちになったり
40年会社員だった母が
「仕事が忙しいから病院に行けない」
「長期間休んだら周りに迷惑をかけたくなかったからがまんしていた」
と行って、病院に行くのを引き延ばしていたのを思い出すと
共感はするものの、だからこんなに悪化したのよ!という怒りがあったり
一緒に暮らしている父に対して、なぜこんなに体調が悪いのに気付かなかったのか
といういう苛立ちがあったり。
その日は本当に、いろいろな気持ちがうずまいておりました。

今は、そういった気持ちは少なくなり
どうすれば痛みを軽減できるのか
どうするのが母にとって一番幸せなのかを
その都度、家族で相談している最中です

4期になると、5年生存率は16%だそうです。
でも、0期や1期であれば、問題もなく
正直早期発見すると助かる病気です。

今日、4/9は子宮の日ということになっているそうです。
子宮頸がんの促進のキャンペーン等を行っているそうです<http://love49.org/>
(まわし者ではないですよ)

子宮頸がんだけでなく、婦人科系の病気って
目に見えないし、症状も分かりにくいだけに難しいとは思うのですが
母同様、「仕事が忙しくて病院に行けない」
「長期間休んだら周りに迷惑をかけたくなかったからがまんしていた」
「子育てもあるし、家族の面倒もあるし、自分のことは二の次だし」
・・ということが命取りになるということを改めて感じました。

私も毎年受けておりますが、ぜひ「子宮がん検診」受けてくださいね。
(だから、まわし者ではないですよ!)