ヤマメくんのブログ kokurakita yamamekun

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ENDLESS STREAM flyfishing since 1995
"A River Runs Through It"に魅せられて始めたフライフィッシング。多くの方が、渓流の美しさに感動されんことを願っています。
日本のかけがえの無い自然がいつまでも続いてほしいものです。
自然は自然のままに!

北九州市小倉北区在住です!     カナダ,ニュージーランドが大好きです!

少し歩けば山‥ 少し歩けば海‥

この起伏に富んだ街が大好きです。


I Love Kitakyusyu !

I Love Canada, too!

I Love New Zealand, too!

今回は、前回と同じ七月上旬(初夏)の訪北となった。

一週間前から現地の天候が心配だったが、三日間の実釣では

カッパを着ることもなく、釣りに集中することが出来た。

 

フィッシング・ガイドのN氏の案内により、適切なアドバイスを

受けながら、入渓者の少ない下流域中心の遡行になった。

 

 

渓相は、前回同様手つかずの森を流れる清流(少々雨が降っても濁ることが

ない)で、唯一変化があったのは、新たな倒木が川に倒れ込んでいること

くらい…

 

倒木の主な原因を聞いてみると、

「冬に木にしみ込んだ水が凍って膨張し、内部に隙間を作るため」

これも、自然の営みの一つなんだろう。

 

一日目

40~55cm 3尾

55cmは、パワーがあり大きなジャンプも見せてくれたが、何とか

キャッチできた。

脱渓時に、阿寒湖の放水を知らせる放送があったが、これにより

明日の釣りが心配になった。

水温の急な下がりが、虹鱒の活性に影響することは、間違いないから。

 

 

 

二日目

忍耐の一日!

40cm2尾

・マイフライ(イマージャー)に、1投目にアタック、フッキング。

・もう1尾は、胸鰭が大きく美形。粘った挙句の貴重な1尾!

 

 

三日目

ドラマチックな一日

40cm2尾、30cm、45cm

この日は特にバラシが多く、N氏からは貴重なアドバイスを頂いた。

 

 

 

 

阿寒川での釣りについて教わったこと

1.水面の観察

  流れのレーンを読むこと。

  流れは、合流と分岐を繰り返している。

  水面のよれを探す。よれはレーンが合流したり沈み石があるところにでき、

  そこに魚はついている。

 

2.キャストについて

  ・1回か2回のキャストで、フライを思った所に落とす。

  ・レーンに沿ってフライ・ティペット・リーダー・ラインが一直線に

   なるように、メンディングする。

 

3.不完全なフッキングになる理由

  ・フライが正しい姿勢で流れていない・

  ・フライにドラッグがかかっている。

  ・ドライフライが沈んで流れている。

  ・ドライにしろニンフにしろ、フライ先行で流れていない。等、

 

阿寒川は、放流魚と自然繁殖魚が混在している。

正しくキャストし、メンディングし、ナチュラルドリフトしない限り、

虹鱒の反応は無い。たとえ、フッキングしたとしても、すぐにバレる。

 

ここの虹鱒は、サイズの割に引きが強烈なので40cmを越えると

いち早くリールファイトに持ち込まなければならない。フッキング後に

もたつくと、逃げられることが多い。

 

正に、釣り人の力量が問われるフィールドだ!!

 

これは、ガイドのN氏の “アブフライ”

時期的には早かったが、通常のドライにもニンフにも反応がなかったので、

試してみると1投目でフッキングしかけたが、私の力量不足でバラシて

しまった。