きのうUPするのはちょっと…となって。そういえば今年の10月9日は自分がちょっと元気がなさすぎてJohnの誕生日を忘れて記事書いてたんですよね。直後に思い出してかなり落ち込みました。

 

これも実家にずーーーーっと置いたままになっていたものです。1995年発行とあるので、学生時代にどこかで知って買いに行ったのでしょう。いやしかしあの時代、どうやって情報を得てたのかな…あまり思い出せません。テレビやラジオ、雑誌、または店頭で偶然…のどれかなのかと思いますが。

 

10代の頃はネットもありませんでしたし、まあ江戸時代とかよりはずっといいんでしょうけどまだまだ娯楽が少なく(笑)、時間はあるけど田舎だし学生だしっていう。The Beatlesのことはもうすっかり大好きになっていて、中学生の頃にはBCCに入会していました。とにかくThe Beatlesについての情報が欲しい!という状態でした。

まあそりゃ辛い内容でも買うよねっていう。

 

内容はこんな感じです。

同シリーズの他のものを知らないのでなんとも言えませんが、被害者であるJohnとその周辺についてもだいぶ掘り下げてあります。

誰でもよかった、という殺人ではないからだと思いますが、JohnとMark Chapmanの人生にはなんとなく似た部分があるのだと、並べて書かれることで知りました。

今改めて読んでみると非常に辛い。内容ほとんど覚えてなかったけどそりゃそうだよな、という。

 

犯行の前にJohnや関係者にちょっとずつ接触してる…こんなの悔しいし怖い。いちファンだと思うじゃないですか。

Mark Chapmanの中でいかに正当性があったのだとしても、卑劣だなあと思います。

誰かのことを許せないってことは、自分もなにか行動することを許せてないんだろうなと。Johnが変わろうが変わらなかろうが、Mark Chapmanは自分のことを満足させることをすればいいだけであって、なんで勝手に死刑宣告出してんのよっていう。腹が立つのは自分自身に何かがあるからでしょうに。そんなわたくしも今腹を立てているという矛盾ね。

 

作品をどう解釈するか、受け手の自由というアーティストは多いですが、自分の都合を混ぜ込んじゃうタイプもいるってことですね。辟易してただろうなみんな。

 

これでMay Pangの存在を知りました。当時まだ若かったんで割とショックでしたね。大人ってよくわかんねえ!みたいなね。Cynthiaかわいいな。Mark Chapmanの奥さんも日系ということでそれもびっくり。

 

「Johnが帰ってくるのなら、私は嫌われたままでかまわない」

自分に置き換えるともう切なくてたまらない。突然愛するものの命が奪われるんだもの。それも悪どいやり方で。災害だったらいいのかとかそういうことじゃなくて。災害だってなんだってやだよ!

 

読み返してだいぶ辛かったですが、とりあえずだいじにとっておこうとは思います。こうした悲しい事件が世界からなくなりますように。