きょうは静かに、Johnのことをおもいながら。

 

通称「ジョンたま」…ついこう略してしまいますが、こんなシンプルなアルバムタイトルに「ジョンの魂」と邦題を付けた人、本当にすごい。

しかもこの曲も「孤独」という邦題が。辞書での意味は「隔離」とか「孤立」だったりします。それでも合ってるんでしょうけども、ヨーコと僕だけって言ってるとこが「孤独」になるんだろうなあ。英語なんて学校でしかやってなかった自分にはなかなか出てこないかも。歌詞をきちんと原語で理解して読むことができれば、導かれるのかもしれないですね。

 

「高みをめざした時から 人は誰でも孤独になる」

と言ったのは「エースをねらえ!」に登場する千葉先輩です。

アーティストとして人間として、「よりよく」生きることを決めた(と思う…)Johnはヨーコさんと「孤高の人」になったのかもなあ。そりゃ孤独感も感じるよ。

社会派の運動とか、表現活動をしていない自分のような人間でも、哲学でも言うような「善く生きる」ことを目指すのならば、自分と向き合うことを避けることはできないでしょう。そしてそれはとても辛さを伴うものです(見たくねーこといっぱいあるんで!)。

そんなことしたい人もそんなにいないかもしれないし、そもそもその作業はとてもパーソナルで孤独なもんだと思います。自分しか自分の希望を聞いてあげられないですし。

 

この曲、大人になってから聴いたのです。たぶん若い時に聴いても「地味〜」とか思ってたかもしれないです(爆)。

ピアノの音で静かに始まり、Johnもそんなに熱唱してないですがとっても沁みますよね。演奏全部いいなあ。

↑で、孤独孤独って書いちゃいましたけど、みんなも世界変えられるよって応援してくれてるようなとこもありますよね。

別に「うおおおおおおお!!!!」ってなってる人だけが変えるんじゃなくて、みんなの意識(もっといい言葉ないかな)がだいじだよって。どうだろ。

 

何が起こるかわからない世の中、いろんな出来事に振り回されてしまう前に、「善く生きる」をそれぞれ追求してくことが「世界を変える」なんじゃないかなって思ったりします。