台風が去ってなんかちょっと落ち着いたような。まだ8月ですが、お盆休みくらいからなんとなく物寂しさが出てくるような気がしますね。ということで。
これ、Spotifyのシェアだとどこまで聴くことができるのかわかりませんが…3分20秒ほどの穏やかな曲です。ずっと穏やかです。
で、解散する直前のアルバムの最後の曲なのです。
そんなアルバムが、この曲で終わるぅ?と思いますね。なんかまだ続くような。
EBI(堀内一史)さんの作詞作曲、ボーカル。優しい声なんですよねEBIさん。
歌詞が…今思えば意味があったのかなと思ったりもします。
どうなんだろ。
どのような経緯で作られた曲か、わたくしは知らないのですがタイトルも歌詞もなんで8月?みたいな。
「いつもどうりの 朝がきてそしてキスをした」
どうやら恋人との話のようですが、ぬぬぬ。なんで最後に収録したのかなあ。
年上リーダーの川西さんが脱退、頼れる兄貴を失ったUnicornが作ったアルバムのラスト。
実はリアルタイムから数年ずれて聴いていたUnicorn。なので当時のことはあまりわかっていません。
中学のバレー部の先輩がアベB(当時)のファンだったり、音楽雑誌はいろいろ買い続けていましたから存在は知っていましたがちゃんと聴き始めたのは1993年あたりからでしょうか。ちょうどこの曲を収録したラストアルバム"SPRINGMAN"がリリースされた頃かと思います。
リアルタイムとずれてたとしても解散は知っていたはずですが、ショックとかそういうのはなかったですよね。いちバンドが解散したくらいで。
今やこのblogにもたくさん登場するくらい大好きなんですけど。
「僕は大好きなコーヒーを入れる 天気予報では雨になるらしい」
という歌詞で終わるのですが、予報が雨ってところがまた悲しげです。恋人との8月のワンシーンのようで、物寂しいUnicornのラストシーンなんじゃないかなと思ったりもします。
8月もそろそろ後半、宿題の残りも気になってきます(笑)。夕方には「カナカナカナ…」という虫の声も聴こえたりして、ちょっとずつ秋が見えてくるような、という思い出と重なるんですよね。
暑いのは大嫌いなんだけど、終わっていくのが寂しいのはなんでだろう。ちょっと苦手なあの人も、いないと寂しいのはなんでだろう。
とっても不思議。しばらく、その謎について考えるのも楽しそうです。夏休みの宿題かあ。