え〜…YOASOBIさんの曲を聴いたので…単純ですが!
このアルバムも、「隼」同様いっぱい聴きました。Spitzのアルバムはどれも本当に好きですが、「隼」「三日月ロック」の2枚は特にハマったかもです。
そんな「三日月ロック」の1曲め。
曲もですが、いつもドキッとするのは歌詞です。あまり歌詞を重要視しないタイプのリスナーであると自覚していますが、Spitzの曲は歌詞を気にしてしまいます。
「似てない僕らは 細い糸で繋がっている
よくある赤いやつじゃなく」
「君と遊ぶ 誰もいない市街地
目と目が合うたび笑う」
「夜を駆けていく 今は撃たないで」
え?甘いラブソングかと思ったらハードボイルドなのかい?
Spitzは曲も素晴らしいので、あまり意味を深く考えず楽しむことはできます。
だけど、何度も聴いていると歌詞もしっかり耳に頭に入ってきてしまうのですよね。
美しいピアノの音で始まり…一応ロックバンドのアルバム1曲めって、「さあレッツゴー(雑だな!)」みたいな曲が多くて、自分も好きになったりすることが多いのですが、いきなり切ない!
そして上記のショッキング(?)な歌詞ですよ。
うーん、なんだか猫かなにか、動物にでもなったような、夜(の街)を駆けるいきものを想像します。
「似てない僕ら」は…野良猫同士かな。野良猫と野良犬?野良猫と飼い犬?かもしれない。野良犬と人間か。
それでさいごは「撃たないで」…日本の街中にいる限りあまりそんな銃で撃たれるってことはなさそですが。
不思議な関係だなと思います。
そんな関係って、自分達の住む世界にもあるのかもな、とも思います。
もっとちゃんと考察をしている方がいらっしゃると思うので…なんか恥ずかしくなってきたな(笑)。
これもきっと何かの比喩なので、言葉通りではないはず。
正しく理解できてなくてごめんよ…と思いつつ、でもSpitzの歌詞はずっと胸に突き刺さっているんですよね。