桜が咲いて…昨日はとても風が強くて、かなり散ってしまったのかな?でもそんな強い南風も、「春」ですね。それでこのジャケットを思い出してしまって。
結構いつもうるさい曲(笑)ばかり聴いていると思われているのですが、サニーデイ・サービスの曲も大好きです。
曽我部恵一さんソロも持っていたりします。
おだやかに始まって、わーかわいらしい曲だなあと思っていると、ピアノの音が大きく入ってきて、とてもドラマチックになります。ここのあたり非常に好きです。
この盛り上がりが、恋する青年の気持ち…なのか?
でもこれ歌詞がそんなにストレートではないのですよね。
「昼にはきっと恋におちるはず」
え、まだ誰にも恋してないの?
でも「きみ」という言葉も出てきますし、ねえ。
どうなんだろう、しかも
「夜になるとふたりは別れるんだから」
え?せっかくふたりが恋におちても別れちゃうの?
妄想なのかな。そもそも冒頭で
「だれかと話したくてぼくは外へ出るんだ」
と書いてますし、この人まだ誰とも会ってないし恋もしてないのでは…。
タイトルがそもそも「恋におちたら」だし。"If I Fell"ですよThe Beatlesのあの名曲ですわ(笑)。
そうかあ、なんか勝手にほんわか若者の恋模様かと思ってたら、青年の妄想だったか(爆)。いや本当にそうなのかわかりませんが、よく読むと「相手まだいないんじゃない?」って思っちゃいます。
それでもこの曲は、とても感情が揺さぶられます。桜のビジュアルとともに、なんかどこか行ってみようかと明るい気持ちにさせてくれます。
ドラマチックだけど、穏やかに高揚するというか、優しいソワソワが生まれる曲だなあと思います。