Paulらしからぬ?珍しい曲調です。

イギリスではA面だったそうで、7インチを買いました。本当にコレがジャケなんだろうか…内袋もないしなんか心配(笑)。でも、ジャケとしては潔いデザインだし(マゼンタとシアンしか使用していなさそうな印刷もおもろい)、レーベルが目玉焼きでとってもカワイイですね。

 


印象的なキーボードは、Lindaが書いたそうです。知らんかった。Lindaはこの曲をアルバムで一番のお気に入りにあげているそうで、まあそうだよね。わたくしも好きです。

 

Paulのボーカルがカッコいいですね。前にも書きましたが"Back To The Egg"というアルバム全体通してのPaulのボーカルが好きです。嗄れた感じがロックでパンク。

特にこの曲はパンクですね。Paul式のパンクなので、「なんでもぶっ壊すぜ」みたいなパンクにはなっていませんが(笑)。

 

キーボードもですが、「ずっちゃ、ずっちゃ、ずっちゃちゃ…」というギターとベース、「ずったん!だだん!」と入るドラムも硬派でいいな。硬派なロック大好き。

そうだコレは硬派なんだ!(笑)

間奏もいいよねー。

「ちゃっちゃらーちゃらちゃらちゃらちゃら♪」の繰り返しがエモーショナル(笑)。最高に身体が動いちゃう曲ですね。

 

内容はまた物語調です。大人の男女の話ですね。

なんか女性の方がずいぶんと酷い目にあっているようですが、どうも転んでもタダでは起きない、お金だけはせしめてやらないとって感じでしょうか。

この話にはモデルがいて、Wikipedia日本語版によると


「一説によると、この曲の歌詞のストーリーは、サディスティック・ミカ・バンドの福井ミカと、このセッションのプロデューサーであるクリス・トーマスの関係をモデルにしたものだと言われている。」

 

へー、そうなのか。駆け落ちらしいけど、こんな酷いハナシにはなっていないんじゃないか?ちょっとオリエンタルな雰囲気だけもらったんじゃないかなと思っています。

 

個人的にはScarboroughが歌詞に出てくるので「"Scarborough Fair"のあそこ?」
と思っちゃいます。Simon & Garfunkelで育ったので(笑)。

まあそれだけなんですけど。そして"Scarborough"は聴き取れなかったんですけど(歌詞読んで初めてわかるという)。

 

これも一日中聴けちゃう曲ですね(何曲あるのよ)。