漸く読み終えました。


原発稼働について、いろんな意見が飛び交っている中、いろんなエネルギーに関する本も出ていますが、僕はこの本をオススメします。


先日、丸の内の本屋さんを覗いたら、ビジネス書でもBEST3に入っていましたので、既に読まれている方も多いと思います。


著者は石油の世紀でも有名で、エネルギー問題の権威としても有名なダニエル・ヤーギン氏。


石油、石炭、天然ガス、非在来型の資源、太陽エネルギー、風力、地熱等の再生可能エネルギーを今後どうミックスして人類の生活を支えることができるのか。


エネルギーシフトには大変複雑な過程で、技術的にも難しいこともたくさんあり、歴史的に頓挫したアイデアもたくさんあることがこの本を読んでみるとわかります。


いろいろ勉強になりましたが、特に印象的だったのは、人類は過去もたくさんの挑戦をしてきました。考え方は大して大きく変わっておらず、政治的問題や、経済的問題、技術的問題といった、人間の頑張りでそのアイデアを発展することが出来るかどうかの方向づけがされるということ。


いろんな意見を議論することは大事なことだけど、反対ばかり言っても道は開けないないし、理想だけでも、未来は見えてこない。現実が何故このようになっているのか、問題はどういうところにあるのか。多極的に現在のエネルギー問題を見るためにもこの本は多くの示唆を与えてくれる。

探求――エネルギーの世紀 上・下2冊セット