今話題のこの本。噂どおり素晴らしい本でした。
正義と一言で言っても、一体何が本当の正義なのか。何をもってして人は正義を語れるのか。
仕事上、判断に困ることはたくさんあります。その時、これはフェアじゃないかという基準で判断することがあります。日本語に訳せば、公平なんですが、この公平の裏には、正義という言葉があると思います。
倫理的にもきちんと論理立てて説明するための一助となる本です。
さすが、ハーバード大で人気授業になっているだけあります。
本書は政治哲学として最終結論されますが、ビジネス上、普段の生活の上でも活用できるような考え方がたくさん紹介されています。また、身近に起こりそうな具体例でえらい哲学者の考え方を説明してあるので、机上の理論にとどまらずリアリズムを感じることが出来ます。この辺りもハーバード流なのでしょうか。
閉塞感があるといわれる、日本のビジネス、政治をより深く考えるために指南書となる本だと思います。
