リーダーシップとはどういうことか。


孫子は、リーダーシップの資質として智・信・仁・勇・厳の5つを挙げている。


先日講演会された岩瀬氏は、


リーダーシップとは、多様なステークホルダーの利害をまとめる、とおっしゃっていた。


特にリーダーシップが必要になるのは、決断をする時である。平時で問題がない時には、影が薄くてもよい。しかし、有事になった時こそ、リーダーシップの本質が問われる。


よく例に挙げられるのが、八甲田雪中軍。リーダーの決断が時に、仲間を死に追いやる。しかしながら、リーダーは一人で決断をする必要はない。いろんな人の意見とそれまでの過程を集約しながら、そのときのBestの決断をする。私欲や、目先の損得に捉われていては、英断を下すことは出来ない。


また、リーダーシップは必ずしも、トップダウンである必要はない。日本型はボトムアップ型で組織運営されることが少なくない。サーバント・リーダーシップや、知的経営の生みの親と称される野中郁次郎先生も「知識創造企業」にて論じているように、ビジョンや目的を共有すれば、ミドルクラスが組織に働きかけ、組織をリードしていくことが現代社会には必要とされている。


上層部に対し、自己の理論を主張し、組織を引っ張っていくことは容易ではないが、サラリーマンとしては、挑戦すべく、また楽しむべき部分でもある。