THE 普通
偏差値 50
部活 ボール拾い
目 細い
まじで普通すぎる高校生活
普通が一番幸せだ、なんて思いながらどこかで自分の人生が変わるきっかけがやってこないか待っていた
高校2年の時にあまりにも自由がなく、厳しすぎる部活が嫌で一度学校を辞めようか悩んだことがある
通信制の高校に行き自由を得てバイクの免許を取って日本を旅したな~
でも親に言ったら怒られるだろうな~って思って相談してみたら
「嫌なら仕方ないからいいんじゃない?」って以外な解答され
ビビって辞めれなかった
親ならそこは止めるだろう!ってか止めてくれれば
「本当は辞めたいけど親がダメって言ってさ~」

俺は本当は高校を辞めて自由に生きたいのに親が心配してるから俺は高校を辞めないんだ
そう思うことで自分の責任を逃れるつもりだったのに逃げ道はなくなった
辞める=普通じゃなくなることにビビった
そして普通に卒業し普通に大学に進学
大学に行ったら俺の人生変わるはず!
髪を茶髪に染めツイストパーマをかけパルコで洋服を買い大学デビュー
ただそこに待っていたのは「自由」という悪魔だ
自分でどの講義を受けるか決めていいし、どのバイトをするか決めてもいいし、さぽっても誰にも怒られないし、とにかく自由
そうなると結局集団に寄る
みんなと同じ講義を受け、高校の仲間とぶらぶら集まり、暇があればゲーセンとカラオケとドライブ
今までずっと誰かに決めてもらったきた人生だから自分で決めることができない
誰かに決めてもらえば失敗した時も決めたやつの責任にできる
だから無意識のうちに自分で決めること、自分から行動することから逃げる癖がついていた
でも俺は今本気出してないから普通なだけでやればできるやつだぜ
border="0" />っていつも本気出さない理由考えてた
そんな糞暇な大学一年の夏休み
たまたま本屋に行き、たまたま手に取り、たまたま立ち読みした本
それが高橋歩さんの「毎日が冒険」です
そこにはまさに今の自分と全く同じ状況の大学生の歩さんの姿が書いてあり
「夢が無いから本気だしてないだけで夢さえ決まれば俺は本気になる」
って自分が思っていたことと同じこと書いてた
でも自分と唯一違うのは歩さんは夢を見つける為に動いたこと
俺は結局大学入って半年間全く何にもしていない
歩さんはそこから20歳で自分のbarを開いた
とにかく衝撃だった
自分と同じダメ大学生だな~って思っていた主人公がどんどん成功し、最終的には自分の本まで出版、そしてこれが全て実在する人の話
本を読んだ後異常なテンションになり、いてもたってもいられなくなった
とにかくなんかしたい
まずはこのテンションの仲間を作らないと
ってことで自分の仲の良い友達にかたっぱしから毎日が冒険を配り続けた
そうすると
「スーチンこの本やべー!!めっちゃテンション上がったわ!!」
みたいなテンションの仲間が増えてきた
単純な友達が多くて良かった
たぶんみんながテンション上がらなかったら俺もテンション下がってた
中には、まぁ面白いんじゃね~みたいに冷めたテンションのやつもいたけど
もうそんなの関係ねー!
せっかく同じテンションになった仲間がいたんだからこのテンションがなくなる前にとにかく何かをしたい
大学生活がつまらないなら面白くしよう!
たぶん俺たちと同じようにサークルに入りそびれ、大学生活楽しんでないやつ沢山いるじゃん?
そんなやつ集めて何かしよう!
この際どこの大学でもオッケー!
自分を含む4人のメンバーが中心となって大学を楽しくするサークルをつくることに
自分の人生で初の、自分が中心となって、自分が責任をとって何かをする
今から考えたら大学でサークルつくるくらい大したことないって思うかもしれないが
あの当時の自分にとっては人生での本当に大きな大きな決断であり第一歩
でも不思議と大学生活が「充実感」に包まれはじめた
サークル名は「サンクチュアリ」
勧誘活動を行っているとなんだかんだ40名くらい集まった
でもそれぞれ知らない人たちの集まりだからまずは仲良くなろう♪
ってことで大学の近くの公園で焼き肉イベントを開催
たかが焼き肉するだけなのに何十回も会議を行った
「みんなが人見知りして盛り上がらなかったら困るよね」
「話かけやすいようにネームホルダー作るべ」
「みんなで大縄跳びしたら仲良くなるんじゃね?」
「寒くなるからみんなの分の上着集めて持っていこう」
もうこの時点でなんか楽しかった
「俺ら頑張っている感」でお腹いっぱいだった
イベント自体は無事に成功
ありえないほど気づかいしすぎてみんなぐったり
「自分達は全然楽しめなったけど、みんなは楽しんでくれたよね?」
「でもあの場目はまずかったわ」
「お前があれじゃだめだよ」
なんて喧嘩もしながら反省会
大学生活で一番達成感を感じれた瞬間だった
そこからは
「肝試し」
「スポーツ大会」
「サッカーチームを作ろう」
「ロッジを借りて飲み会しよう」
とどんどんイベントを企画
友達もどんどん増えて大学生活は一気に面白くなった
普通の人生からほんの少しだけ自由を手に入れた19歳の冬でした
続く