こちらの続きです
https://ameblo.jp/es-enter/entry-12344485768.html
振り向くと、そこにはビルの管理人が険しい表情でこちらを見ている
「僕はこのお店の店長なのですが??」
と、ドヤ顔で伝えると、管理人から驚きの発言が
「このお店まだ契約終わってないんだよね」
えっ???そんなことってある?
ってことは俺たち不法侵入&不法占拠&不法営業状態だったってこと??
「社長に確認してみて、まだビルとの契約金300万振り込まれていないから」
あわてて社長に連絡
「社長!ビルからまだ契約金が払われていないって言われて、お店あけれないんですが!」
豚「え?そんなはずはない、確認するからちょっと待っててくれ」
その時まだ僕は社長を疑ってはいなかった。
さすがに何かの間違えだろう
と思い待っていたところ社長から折り返しの電話が
「こちらの手続きミスで振り込まれていなかったらしい、明日には振り込むから今日はお店休みにしてくれ。」
「女の子達にはなんて伝えますか?」
「水道管の工事が入ったって伝えておいて」
「かしこまりました。」
翌日
お店に行くも、相変わらず扉は閉まったまま
ビルの人に聞きに行くと
「えっ?まだ振り込み確認できないよ」
との返答
慌てて社長に電話
「ビル側が、まだ振り込み確認できていないって言っているのですが、どうなっていますか??」
豚「それはおかしい、振り込み手続きをしたはずだから確認する」
数時間後
豚「今確認したら、グアムへの焼き肉屋出店の為に海外の口座に移していた資金が凍結され、移動できなくなり、そのお金が移動できるのに後3日ほどかかってしまうので、それまでお店休んでおいてくれ」
と、今聞いてもよくわからない理由だったのだが、その当時はそこまで知識もなく、なんとなく信用してしまった。
「かしこまりました。ただ、女の子の給料がちょっと心配です、前の仕事辞めて来てくれた子もいるので、シフト分の給与だけでも保障してもらってよいでしょうか?」
豚「そうだな、わかったよ」
ってことで、女の子達にはあと3日工事が伸びた旨、その分の給与は保証する旨を伝え了承をもらい、僕も急にできた連休を楽しむことに
この時もまだ社長を信用していた ある意味マインドコントロールに近かったのかもしれない
3日後
扉空いてないやん!
ビル側へ連絡すると
「店長、残念ながら振り込まれていないよ、連絡もない、君からは連絡取れるのかい?」
「昨日はとれたので、大丈夫だと思います、すぐに確認します。」
「君も大変だね・・・」←ビルの人いいやつ
心配だったので、前日のうちに社長に確認の電話を入れていたのだが、
豚「大丈夫だって言っているだろ(怒)」
と、ちょっと切れ気味に返答されたので、余計なことは言わず信用していた
なのに、社長に電話をしてもつながらない
この時から、
「あれ、これってちょっとやばいんじゃない?」
ってやっと疑いを持つようになり、社長からもらった名刺に書いてある会社に電話をしてみることに
TEL
「あ、(株)恥豚養豚所さんですか?代表の豚さんいらっしゃいますでしょうか?」
怪しいおっさん「え?・・・あー・・・今いないっすねー」
「お戻りの時間わかりますか?」
「あ、・・・えー・・・、わからないっすね」
「それではお戻りの際、僕の携帯に連絡するようにお伝えいただけますでしょうか?番号は・・・です」
「はい・・・」ブツ、ツーツーツー
ちょっ?(笑)この会社絶対やばいしょ!
名刺に載っている住所は、東京都港区虎ノ門~
と、いかにもイケてる会社って感じの場所なのに、そんな電話の対応ある?
社員100人位いるって言ってたけれど、その規模の会社ってもっとまともなオペレーターつけるだろ
そういえば、
俺は社長の会社が実際どこにあって、何やっているかって情報、社長本人からしか聞いていないし、それ以外の情報ソースないじゃん
ってことに今更気づく
住所に書いてある「港区虎ノ門」って文字に、札幌人からすると以上な信頼を持っていた
それに、言葉巧みな社長の話が乗っかることで、勝手にでかい会社のイケイケ社長だと思っていた
だから、さまざまな恥豚発言にも、成功している社長の話なら間違っていない、できていない俺が悪いと受け止めてきたのに
それが嘘だったとしたら??

大社長じゃねぇ恥豚はただの恥豚じゃねーか!
俺はただの恥豚にいじめられていたM男じゃねーーーか!

だとしたら、許せん!
俺に「M男」の画像検索させやがったことも許せん!
ブーン、ブーン、
そんな不信感真っただ中の電話が鳴った
豚からだ!
「もしもし!」
「あー、ごめんな、ビルの契約の件だけれども」
(うんたら、かんたら)
「なので、あと1週間待ってくれ」
予想通り、
こいつはただの恥豚だ
そうとわかったら、なるべく被害を最小限にしてこいつとの関係をリセットしなければ
感情的になるな、冷静対処しろ
俺ならできる!
恥豚使いになれる!

恥豚使いなるべく、僕が実行したことは
とにかく社長を信用している鈴木を演じること
豚と連絡がとれなくなるのが一番やばい、とにかく俺は社長を疑っていない立場を通しながら、解決方法を考えよう
「おい豚!おめーだましただろ!会社も偽もんだろ!?グアム??嘘つけ!このピザ野郎」
って言いそうになったが、
「社長、かしこまりました!女の子達にや業者さんには僕がちゃんと対応しておきます。社長も大変だと思いますが、どうにか1週間後には入金確認できるようにお願い致します。」
豚「頼りになるよ!ありがとう!」
テレレ レッテッテッテッテー (ドラクエのレベルアップ音)
恥豚使いのレベルが1上がった
スキル【恥豚欺】を手に入れた
すぐに女の子達を緊急招集
店舗休業の理由が、実は契約金が払われていなかったという事実を伝え
最悪、お店の存続が厳しそうな為、申し訳ないが次の仕事も今から探してほしいとお願い
そして、僕の責任として、どうにかして、シフト分の給与は取り上げる約束
を、皆と交わした。
文句や怒りが出てもおかしくないと思っていたが、
皆、文句も言わず、了承してくれて、一緒に恥豚確保を手伝ってくれるとまで言ってくれた。
本屋に行き、労務トラブル関係の本を片っ端から読み、知識武装。
その後、労働基監督署へ行き、事の顛末を説明
が、現状においてはまだ未払いが確定したわけではないので、そうなってから相談してくれとのこと
今度は会社の特定、インターネットや知り合いの情報で、会社住所を調べたところ、
やはり、住所の場所はダミーであり、その場所に恥豚の会社は存在しなかった。
会社の登記簿を取得できることを知り、社長の家の住所っぽい会社の所在地を見つけることができた
運よく、働いている女の子の中に法学部の学生がいたので、弁護士さんに最悪の時の対応策も相談
とにかく、最悪、豚と闘わなければならない、今できる最善の準備を急いだ
そもそもの疑問だが、恥豚は契約金の300万をどう工面しようと思っていたのか?
・豚の言うとり、用意しようと思ったお金が使用できなくなった
・先にお店の営業を開始し、その売上を契約金にあてようとした
・今までもこのようなやり方でだましだましやっていた
等、疑問は残るが、事実はもう闇の中です。
1週間後
ビルに連絡
「残念だけれど入金はないよ、鈴木君には申し訳ないが、一度お店の契約はリセットさせてもらうね」
ついにこの日が来てしまった。
女の子達を呼び、お店にある私物関係や店舗備品を撤去。
このまま音沙汰なければ、次の入居者募集を開始するとなりました。
社長に電話するが、連絡つかず
こうなると「恥豚欺」のわざは使えないので「恥豚攻」に切り替えるしかありません。
とにかく、
・部下への給与
・前の職場からの付き合いで契約してくれた業者さんへの支払い
・僕が保証人になっている契約の解除
これを済ますまで終わりにはできません。
僕が行った「恥豚攻」はたった一つ
鬼電
2.3回電話しても留守電に切り替えられてしまうので、とにかく他の電話がとれないくらい、最低一日100回以上電話しまくる。
たぶん、豚のことだから、いくつか案件まわしながら、今回のようにダメになったところを切りしてていくやり方なので、携帯が使えないのは困るであろうとい考え、とにかく鬼電
すると、案の定着拒
もちろん想定済みなので、
友達の電話を借りて違う番号で電話
すると
「はい、豚です。」
まんまと出やがった!
「社長!鈴木です!どうして電話出てくれないのですか??」
「あー・・・、鈴木か・・・」
「会社の住所も調べました、登記簿も全部とりよせています。そのにのっていた社長のご自宅も調べました。労働監督署や弁護士さんにも相談しています。このままであれば、僕らは絶対にあなたを逃がしません。」
「わかっているよ、ちゃんとシフト分の支払いはする、取引先も対応する。」
次の日
もちろん入金も連絡もない、
鬼電×100
友達の電話借りて
鬼電×100
家電使って鬼電×100
の繰り返し、
電話に出たら、全て録音し、入金日の指定
それがなかった場合の対処の報告
このやりとりを1週間位行い
ついに、さすがの恥豚も疲弊したのか、
アルバイト分の給与が振り込まれた!
皆に連絡し、給与の支払い
「全然働いていないのに、むしろ、お金もらえてよかったよ♪次の職場も決まったし気にしないで~」
と、気さくに対応してくれた女の子達に感謝
これで、心の荷がだいぶ軽くなった
後は取引先への報告
業者さんに全てを話したところ、まだ返品できる商品があったので、それで半分対応し、残りはお店にあった最終営業日の売上とレジ金で了承してくれることに。
期間が短かったこともあり、そこまで大きな金額ではななかったので良かった。
でも失った信用はでかいよね。
その他の、僕が書いてしまった契約書関係も、事情をちゃんと話したら無効にしてもらえた。
お客様や仲間にも一人一人連絡し、事の顛末を報告
みんな、「今回は災難だったね~次のお店決まったらまた行くから教えて!今度は2週間は営業してね」と笑い飛ばしてくれたことに感謝
気付けば、3月1日のオープンから1カ月が過ぎようとしていた。
準備期間も含めたら3カ月くらいか
なんか、半年間は経ったような濃い時間だった
4月には24歳
20歳の時に決めた、「25歳までに店を出す」計画は残り1年
結局、自分の給与は払ってもらえず、お店関係で立て替えていたお金も回収できず
出店の為にためていたお金はほとんどなくなり
信用も失い
正直、これからまた働くお店を探す気力もなく
自分のことを知っている人がいる場所にいるのが嫌になり、人生をリセットする為に沖縄に移住する計画を考えた。
ちょうどこのころ、mixiというSNSが流行っていて、そこで、一番最初に書いた日記がこのタイミングだったのでコピペします。
***********************************
- でっかい壁
- 2006年03月24日05:55

- 5 view
「高ければ高い壁のほうが~登ったとき気持ちいいもんな~♪」ってミスチルがなんかの曲でうたってたのを思い出した。
なんだっけな~。すんげー印象に残ってんだよね。このフレーズ
いやー、ここ一ヶ月くらい今までに無いくらいの壁が立ちはだかってなかなか登れなくて・・・×
この壁乗り越えたらまた一歩成長できんのか??頂上までいったら気持ちいいんかい??桜井さんよー!!!
壁自体を避けるのは簡単だけどね^_^;
まぁミスチル信じてのぼってみます~
いや~それにしてもこの壁は登りずらい・・・
社会の厳しさ、駄目な大人の醜さを肌で実感中
24歳目前の春です。
っで結局なんてゆー曲だっけな(?_?)
***********************************
このおよそ4カ月後の2006年7月20日に
今の会社のスタートとなる「Flair bar es」を出店することになるのですが、
その経緯はまたの機会に
最後に、
森本社長、当時は大変お世話になりました
あの時の経験のお陰で、あなたより立派な経営者になれました。
あの時の経験は財産です
もし、まだ生きているのであれば、当時の話でもしながら飲みましょう。
今なら笑い話にできます
失敗はいずれ「笑い話」にできる。
何もしなかったら人生に「笑い話」すら残らない。
嫌なことがあったら、未来で笑えるように「今」を生きよう。
どうせ生きるなら
オモシロく、カッコいい人生を
終