高校ではハードロック、大学でフュージョンを中心(中学はフォークという黒歴史笑)だったので、主にギターはソロ楽器として役目として弾いていました。
40歳を過ぎてジャズを始めて、それから真剣に伴奏楽器として向き合うように。
初めは「伴奏なんて簡単じゃん〜。コード押さえるだけだし。」と侮っていました
ジャズを始めた頃、とてもとても勉強になったセッションがあって、ギタリストさん1人ホストのセッション。
自分は、そのギタリストさんとデュオ演奏したり、参加者のピアノさん達と演奏したり
ある日、ホストの方曰く、「ギターの○○(自分)さん、ボーカルの△△さんとデュオでお願いします」
「はーい」と返事をすると、ボーカルさんが「✖️✖️をキー○でお願いします」
知っているスタンダード曲でしたが、いつもと違うキーというだけで、伴奏はボロボロ
おまけにテンポもグタグタ
更には途中で、小節を飛ばす
別の日も、別の方と伴奏しても、伴奏はズタボロ…
「自分って、こんなにも伴奏が弾けないのか」と悔しく、情けない思いをしました
それまではドラム、ベース、キーボードの上でギターを弾いていたので、何となく自分は伴奏が弾ける気分になっていたのです…。
ギター1人の伴奏だと、テンポ、コード、リズム、オブリ、途中のアドリブソロ…と全て一人で担当します。ここまでできて初めて伴奏なんですね。
あのセッションでは、ホントにいい勉強になりました。伴奏を通じて「皆んなで音楽を作る」という意識を持てたと思います。
よくある話で「どっちが間違えた」とか「テンポが走る」とか「音がデカい」等で揉めたりしますが、今始まっている音楽を、音を聴いて皆んなで創ることが第一優先ですよね。音楽をやってるんですから。
珍しく長文になりました。失礼しました。