レバノン ベイルートを飛び立ち
ほんの30分で95ヶ国目
キプロス ラルナカ空港に到着しました

皆さんキプロスという国をご存知でしたか?

キプロス共和国は地中海の東部にあります
中央に山岳地帯が広がる豊かな大地と
海の幸に恵まれ 人々の生活水準が高い島国です 



ギリシャ神話に登場する 
アフロディテが生まれた場所でもあり 
1万年の歴史を刻む遺跡の数々もあります

しかしこの国にも内戦がありました
1974年のキプロス紛争です

ギリシャに併合を求める軍部が
クーデターを起こしたのに対して
トルコ系住民保護を理由に
トルコが軍事介入しました

地図を見るとキプロスの上には
地中海を隔てて すぐトルコです

さらに首都ニコシアの一部を含む
キプロス北部をトルコが占領しました

結果的に設けられた休戦ラインを
現在でも国連平和維持軍が管理しており
キプロスは国を二分されたままに
なっています

この地図でも真ん中から右上は
空白になっています
ここがトルコが占領した北キプロスです

今回私は実この休戦ラインを見たいがために
キプロスにやってきました

さてどうなることや…

話はラルナカ空港に到着後に戻ります

空港で荷物をピックして外に出ると
タクシータクシーの呼び込みは全くなし

変な話 ないのも寂しいですね
(勝手な私です)

バスもタクシーもあるのですが
もう時刻は21:30 で真っ暗ですので
タクシーを選択します 

係員にタクシー乗場を聞くと
右手奥の方に 運転手達がたむろして
車がいっぱい停まっていました

その中の一人のおじいちゃんが近寄ってきて
どこに?と聞くので… 
ホテルの名前を告げたら
乗ってくれといいます

値段を聞くと15ユーロといいます

ガイドブックでは12ユーロ、
ホテルに事前に聞いていたのは
20ユーロだったので…
まぁいいか…となります 

運転手は12~15分で着くよ…と

そしてスタートして驚いたのは 
なんと左側通行

その昔イギリスが統治していた名残です
彼に…日本と同じだ…というと 
彼は左側通行の国をスラスラ並べ立てます

そして…
道は夜ですから すいています
でも彼は全く飛ばしません

日本と全く同じスピード感で
運転マナーも素晴らしく…
この10日間運転マナーの
すざましい国にいましたので…

国が違うとこうも違うのかと 
驚かされました

ホテル到着 20ユーロ渡すと
きちんと外国人にわかるように
5ユーロのお釣りをコインでくれました

本当に久しぶりに気分良くホテルに到着

もう遅いのてすぐにベッドに入りました

(続く)