ルクソール東岸は西岸とは反対に
日の昇る生者の場所です

まずはカルナック神殿に行きます
ここにあるアムン神殿は
エジプトでも最大規模の遺跡です

中王国時代から新王国時代を経てローマ時代の
遺跡も残る神殿になっています


まずは羊のスフィンクスが迎えてくれます



そして第一搭門を経て第二搭門の前に
ラメセス2世の像がありました

彼はどこにでも出てきます


そして第二搭門を過ぎると大列柱室です
コマーシャルで見たことあるような
シーンです

中央通り沿いの12本の高さは約23mとのことです
いろいろなデザインの柱があり
太さも太い!


向こうの壁にもレリーフがあります


柱にもいろいろなレリーフもあります
とにかく巨大です


次はオベリスクです


ひとつの石から造られたものです
継ぎ足しではありません

もっとあったらしいのですが
自然に折れたものや
イギリスやフランス、トルコなどが
持ち去ったものもあるようです



このスカラベの周りを7回
反時計回りに回ると幸運が訪れるとのことです
日本のお百度参りに似ていますね

さて猛暑の中 
あとひとつルクソール神殿に行きます


ここはさっきのアムン神殿の
付属神殿として建立されたものです 

ここにもオリベスクがありますが
右側に1本足りません

どこに行ったのか?

現在フランスパリのコンコルド広場にある
オリベスクがそれなんだそうです

ヨーロッパ各国にはエジプト各地から持ち出した
オリベスクが立っているらしいです

カルナック神殿とは
スフィンクスが両脇に並ぶ参道で
結ばれていました

反対側に参道がありました


中に進むとやはり大きな列柱や像があります


私がここで驚いたのは
古代エジプト時代の壁のレリーフの上に
ローマ時代の絵画が描かれていたことです


この場所をローマ時代
キリスト教の教会にしたそうです

トルコ イスタンブールにあるトプカプ宮殿の
逆バージョンですね

この神殿内にあるモスクの中から
子供達が ハロー、ハローと
私に声をかけてくれます

一瞬戸惑いましたが…
何も求めない純粋な挨拶の
ハローはいいですね


これで 炎天下… 
ルクソールの主だった観光は終わりました

まるで 行でもしているような暑さでした

ホテルにもどり休憩します

(続く)