このロッジの食事のシステムは
材料は自分で食べたいものを自分で用意する

そしてそれを炭火で自分で焼いて
皆で語り合いながら食べるようなのですが‐‐‐‐

私はそんなこと全く知らないので
皆が集まって酒を飲んでいるところに
はいっていきました

まずビールが飲みたいなぁと思い
そこにいた女性に
「ビールはどこで----?」

彼女は
「自分で買ってくるのよ」‐‐‐と言いつつ
自分が買ってきたビールをコップに入れて
私にくれます

優しい人です

そこへホテルの主人が
「冷蔵庫にたくさんあるから 
  ここに名前を書いて自由に飲んでくれ」と
教えてくれます

テーブルに付いたらドイツミュンヘンからきた
カップルが話しかけてくれます

私のミュンヘンの話や 
彼らがインドネシアに行った話で
盛り上がります


また今日クルーガー国立公園に行った
話もしてくれます
「ライオンやチーターは遠くにいて
  見られなかったけど  象が車の前を
  横切ってきたときはビックリした」 などと---- 

彼らは自分で食材を用意しており 
私が何も用意していないのを知ると
ソーセージを分けてくれました

そして 
「サラダはロッジが用意してくれているから
  自由に食べていいのよ」 と教えてくれます


炭火の用意ができて 
皆が自分の食材を持ってバーベキューを
始めます


ホテルの主人は
私が何もないのを知っていますから

チキン、ポーク、ビーフ何がいいか
聞いてくれます

私はビーフでと頼むと 
約300グラムのステーキを焼いてくれます



私は全く何もせず ただビール2本を
飲みながら待っていたのですが

これが皆さんの協力でできた私の晩ご飯です
このビーフもソーセージもとても美味しい !!!


皆が思い思いに食べ始めますが‐‐‐‐
いろいろな話題がでてきました


このカップルはフランスから来ました
彼女が私にビールをくれた人です


私が今回フランスを廻ってきたことを話すと
「ワインの産地が多かったのね」と
熱心に聞いてくれます

彼らは来年日本に来る予定しており
やはり東京に興味があるようです


フランスとドイツはサッカーの話で‐‐‐‐
特にネイマールがパリに入団する話で
盛り上がっています

オランダロッテルダムからきた夫妻も
サッカーが好きなようです


そしたら私の横にいた南アフリカの夫妻が
絶対にラクビーだと譲りません
「フランスも盛んだろう‐‐‐‐‐」と

私が「2019年日本でワールドカップが
あるので是非応援に日本に来て下さい」と
言うと-----

「おっ~Japanか! 一回負けたからなぁ~」 と
私と堅い握手をします

スポーツは本当に世界の共通語だなぁと
感じます

こうした和やかな国際親善の雰囲気の中
夜も更け みんな自分のコテージにもどり
明日に備えます

虫の声だけの静けさに囲まれながら
すぐに眠りにつきました