このロッジの食事のシステムは
材料は自分で食べたいものを自分で用意する
そしてそれを炭火で自分で焼いて
皆で語り合いながら食べるようなのですが‐‐‐‐
私はそんなこと全く知らないので
皆が集まって酒を飲んでいるところに
はいっていきました
まずビールが飲みたいなぁと思い
そこにいた女性に
「ビールはどこで----?」
彼女は
「自分で買ってくるのよ」‐‐‐と言いつつ
自分が買ってきたビールをコップに入れて
私にくれます
優しい人です
そこへホテルの主人が
「冷蔵庫にたくさんあるから
ここに名前を書いて自由に飲んでくれ」と
教えてくれます
テーブルに付いたらドイツミュンヘンからきた
カップルが話しかけてくれます
私のミュンヘンの話や
彼らがインドネシアに行った話で
盛り上がります
また今日クルーガー国立公園に行った
話もしてくれます
「ライオンやチーターは遠くにいて
見られなかったけど 象が車の前を
横切ってきたときはビックリした」 などと----
彼らは自分で食材を用意しており
私が何も用意していないのを知ると
ソーセージを分けてくれました
そして
「サラダはロッジが用意してくれているから
自由に食べていいのよ」 と教えてくれます
炭火の用意ができて
皆が自分の食材を持ってバーベキューを
始めます
ホテルの主人は
私が何もないのを知っていますから
チキン、ポーク、ビーフ何がいいか
聞いてくれます
私はビーフでと頼むと
約300グラムのステーキを焼いてくれます
私は全く何もせず ただビール2本を
飲みながら待っていたのですが
これが皆さんの協力でできた私の晩ご飯です
このビーフもソーセージもとても美味しい !!!
皆が思い思いに食べ始めますが‐‐‐‐
いろいろな話題がでてきました
そしたら私の横にいた南アフリカの夫妻が
絶対にラクビーだと譲りません
「フランスも盛んだろう‐‐‐‐‐」と
私が「2019年日本でワールドカップが
あるので是非応援に日本に来て下さい」と
言うと-----
「おっ~Japanか! 一回負けたからなぁ~」 と
私と堅い握手をします
スポーツは本当に世界の共通語だなぁと
感じます
こうした和やかな国際親善の雰囲気の中
夜も更け みんな自分のコテージにもどり
明日に備えます
虫の声だけの静けさに囲まれながら
すぐに眠りにつきました