エルサレム到着後の話しの続きは
次回に…

今日は旧市街巡りも 少々食傷気味
気分転換に列車で イスラエル北部の
「アッコー」という街に行ってきました

ガイドブックでは あまりイスラエルの
鉄道に乗ることを書いていません

鉄ちゃんにとって 私は「乗り鉄」
どんな鉄道でも チャンスあらば
乗ってみたいものなのです

昨夜イスラエル国鉄のHPで時刻を調べ
エルサレムから 毎時1本あり 
テルアビブのどこかの駅で乗り換えれば 
約3時間でアッコーまで行くことが
できます

エルサレムマルハ駅は街の南部にあり
バスで行かなければなりません

路線バスの利用は意外に旅人にとって
厄介なものです わかって慣れれば
簡単なのですが…

セントラルバスステーションは
ホテルから歩いて10分ぐらい

いろんな人に聞き やっとこさ 
駅に行く 6系統のバスの乗り場を
探しあてます

しばらくして 駅が 終点かと思って
いたら ここが終点だと乗客の
おばさんに言われて 他の乗客も
降りるのであわてて 降りて
しまいました

失敗です! 運転手に確認すれば
よかった…そこからいろんな人に聞いて 
歩くこと10分 やっと駅に着きました


道をほかの人に聞くときの 鉄則❗

若い人 特に男性がいい❗
悪いけど おばさんはアウト!
これは日本でも同じかな…

駅で昨夜調べた 列車を紙に書き
切符売場の係員に見せる
往復で購入 こちらが帰りだから
間違わないよう 女性の係員が
しつこく説明してくれる


切符見れば ヘブライ語表記しか
ないので … そらゃわかりません

列車はデンマーク製のディーゼルカー
5両編成 車内はこんな感じで
ゆったりしています


この列車で約1時間半 テリアビブの
3つある駅のどこかで ナハリヤ行きに
乗り替えます そこからアッコーまで
約1時間半です

イスラエル国鉄は やはり戦時に備え
電化はしていないようです
(個人的意見)

途中の車窓から見られたもの~

☆世界遺産ファイルNo.9☆
=ワインとオリーブの地 南エルサレム、
    パッテイールの文化的景観=



パッティールには 旧約聖書の時代には
既に集落があり 人々が何千年も前から
灌漑システムをつくり ブドウや
オリーブの段々畑を整備してきた
とのこと

人と自然が共につくりあげた 
景観が評価され世界遺産登録された

この場所はパレスチナ自治区にあるも
イスラエルがこの段々畑内に 両国間の
分断壁を建設しようとして 
現在危機遺産になっている

列車からは  線路脇に小さな家が
見えるが この辺りに以前
パッティール駅があったらしい
    
現在は分断する金網のフェンスが
近くにあり 線路はイスラエル側の
ギリギリを走っている

☆世界遺産ファイルNo.10☆
=アッコーの旧市街=


地中海に面した良港ゆえ 古代
フェニキア人の頃より栄え ローマ、
イスラム勢力、十字軍などかこの港を
支配下においてきた 
現在の城壁内は十字軍時代のもの

これは1781年に建てられた
「ジャーマ・アル・ジャッザール」
というモスク 現在旧市街には
モスリムが多く住んでおり ここで
祈りを捧げている



暑い炎天下 城壁からダイブする人も…


ここでこの二日間で
イスラエルについて 思ったこと
気がついたことを あげます❗

・物価が高い❗
    →公共交通以外日本と同じか少し高い 
・喫煙者が男女問わず 非常に多い
    →ストレスが多いのか?
・散髪屋が多い
    →ユダヤ教の男性のカットは特殊
        だからか
 ・自転車は電動が大半でやたら速い❗
 


・果物が豊富
   →オレンジ スイカ
       特に目の前で絞ってくれる
       オレンジジュースはうまい
・スーク内を歩いてもしつこい勧誘は
   →アラブとイスラエルの違いか?
・兵士がやたらと街に多く 女性兵士も
    多い 


   すまたマシンガンを持った女性兵士もいる 


     今日は列車内に若い女性兵士が気だる
     そうにマシンガンを持ち 座席で スマホ
     に夢中 しかも銃口がこちらを向いている
   
     こいつ 大丈夫かちな 気が狂って
     間違って乱射しないだろうな…と
     要らぬ心配をさせられる