今日はインドにある鉄道の世界遺産 第3弾!
カルカーシムラー鉄道に乗るために
ニューデリー駅から北部のカルカーに
向かいます
朝のニューデリー駅はごった返しています
構内には 寝ている人 モノ乞いしている人
犬もネズミも走り 駅前には牛もいます
そのなかをかき分けて セキュリティチェックを受けてホームに通じる陸橋を行く。
このセキュリティ辺りは嘘つきがたむろして
いるので 声を掛けられても 絶対に無視!
さっさと真っ直ぐ前を見て振り返らず歩きます
カルカーまでは KalkaShtbdi という特急です
アーグラに行ったときと ほほ同じ車両と
食事サービス。
カルカーまで266km 所要約4時間です
カルカー到着後 ホームの最先端にある
カルカー=シムラー鉄道の乗り場に行く
☆世界遺産ファイルNo.4☆
=インドの山岳鉄道群(インド)=
カルカー=シムラー鉄道はイギリスが1903年 に敷設した総延長96km 標高差1420mで
ゲージがいわゆるナローゲージと呼ばれる
鉄道
カルカーを発車してから1時間あまりで
どんどん勾配を稼ぎ 途中ループ線もある
橋もトンネルも素晴らしい 100年前当時の
土木技術を披露している さすがイギリスです!
車内はナローゲージなので 大変狭い
しかし皆譲り合い 和気あいあいにやっています
昼時なので 家から持って来た食材を切り刻んでナンと食べているカップル
(私もおすそわけしてもらい 食べました)
この鉄道は 平均時速15~20kmで走り また
単線なので 途中で交換待ちが何度かあります
それゆえに 所要時間が5時間ほど掛かります
始めは皆元気なのに 狭い車内なので
だんだん疲れてきて このように停まっている間 外でくつろぐ人
眠っている人 いろいろでした
今回ダージリンには乗れませんでしたが
鉄ちゃんとしての 鉄道の楽しみから言えば
このカルカー=シムラー鉄道が一番と思います
鉄道システムの醍醐味が 全て凝縮された
ナローゲージ鉄道だと思います
ただ 5時間は少し長いね…
でもその間 インド人の暖かさ、優しさに触れ
一部のニューデリー駅周辺にいる
嘘つきたちは インド人ではないのだと
思うことにしました