在名古屋大韓民国総領事館
名古屋に行ってきました。韓国総領事館で陶磁器の展示が行われているという情報を掴んだからです。名古屋も領事館が集中する都市でありますので、大阪と同様、ちょくちょく出かけます。
領事館の玄関では高麗犬がお出迎え。セキュリティーチェックを通ると、１階にギャラリーが！ 
開放的なスペースに朝鮮半島から日本にもたらされた陶磁器と仏像画が展示してありました。全部で3０～40点ほどあるでしょうか。すべて個人の持ち物だそうで、５月から６月にかけて３回に分けて展示内容を変えているそうです。
「銀入糸」「掻き落とし」「線彫り」など陶芸の技法を丁寧に説明してくださる方がいて、陶芸に疎い私でも十分楽しめました。
日本の萩焼、有田焼、唐津焼、薩摩焼などの焼き物は、安土桃山時代、朝鮮半島からやってきた陶工が作った陶磁器がベースになっているとか。日本の文化の多くは大陸の文化や技術を取り入れたものだということはなんとなく知っているつもりでしたが、具体的な美術品を目の前にして改めてその事実を教えていただくとリアル感が増します
展示を見終わった後には、なんと、総領事さんが直々に差し入れてくださったという高麗人参茶をいただきました。
人参茶、初めていただきましたが、ほんのり甘くておいしいのですね。芸術に触れてゆったりとした時間を過ごし、この非日常の体験がすべて無料だなんて信じられません！°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖° 居心地がよくてすっかり長居してしまいました。
展示は6月28日までやっているそうですので、お近くにお住まいの方には立ち寄ってみてはいかがでしょうか？👇
名古屋の韓国総領事館、また機会があれば是非訪れたいと思います。
