ロシアがウクライナに軍事侵攻して1か月がたちました。

2022年にリアルに戦争のニュースを目にするとは全く思いませんでしたが、それだけに戦争という現実世界の絵が衝撃的です。

私は1986年 ソ連時代にこのウクライナの町を訪れています。まだチェルノブイリの事故も起こってない時代でした。

当時のロシアもウクライナも大変貧しく、食料に関しても日本では信じられないほどモノがない国でした。

1986年のソ連は外国人の個人旅行も認められず、登録した旅行会社(インツーリスト)を通してのみ許され、当然そこには監視役のガイドが常に一緒に行動する状況でした。

ソ連邦という国はベールに包まれており、見るモノ聞くモノ体験した事、まったく話題には事欠かない国だったと思います。

それだけにニュースで見る破壊されたキエフの街はエンパシーを感じてしまう所です。

 

今回のロシアによる軍事侵攻、地球人として1ミリも肯定する部分はありません。

何が有ろうと軍事力において主権国家を犯す行為は、戦争犯罪以外何物でもありません。

これについてはプーチン氏は自身の生命を持って償う必要がある事だけは確かです。

戦争が始まって、いろいろな番組にコメンテーターや政治家、専門家の方がそれぞれの知識をベースにウクライナ戦争を語っていますが、私には知識のひけらかしにしか感じず、どの意見も自分自身 腑に落ちないものばかりですが、1つだけ納得できた事が有りました。

それは、ロシアが欲しがった物は何なのか?という事です。

 

ロシアはウクライナに非武装中立、領土の分割統治など決して主権国家として認められない無理難題を押し付けて停戦を迫っています。

誰がどう見たってそんな理不尽な事を主権国家が認める訳が有りません。国際社会から呆れられる無理難題をごり押ししてまでロシアが追及しているモノは何ですか?

それは・・・・・

アメリカから見た日本という国。

ロシアもウクライナを日本のような衛星国にしたいという事です。

宗主国には絶対に逆らわず、全身洗礼を持って信頼し支持する主権国家。

こんな都合のいい友好国を持ちたいという事です。

 

それにしてもその条件があまりにも無慈悲・・・・・。

どう考えても主権国家が認められない条件を・・・・日本はポツダム宣言(全面降伏)を受け入れました。

非武装、領土の分割、戦争放棄etc 原子爆弾を2発も落とされ、無差別の縦断爆撃をされた国に無条件の信頼を持って。

そして今のような国になりました。太平洋戦争が終わってから今日まで、日本は不幸せでしたか?

小さい問題は色々ありますが、それでも日本は主権国家としてそこそこ良い国であると言えると思います。

そして多くの日本人はその判断が良かったと感じていると思います。

 

だからウクライナも徹底抗戦はしなくても良いとは決して思いません。日本と同じ道をたどれば幸せになるとも思いません。

でも、日本人として今まで日本が歩んできたこの現実をどのように受け止め、ウクライナにアドバイスが出来るのか?

私にはわかりませんが、徹底抗戦も、全面降伏もウクライナ国民が決める事だけは間違いありません。