昨日の記事の続きです。
処方してもらう医師を近医に変更したのが、一つ前の記事。
約５年前の話。
それから、約２年後、現在から約３年前の冬のある日。
勤務中の私の携帯電話が鳴った。
らくらくホンで、私に用事があった時にかけてくるように、渡してあった。
いつもかけてきても、寂しい時に私の勤務時間を配慮してきた。
偶には、勘違いして、訪問診療で車移動中にかけてきたこともあった。
でも、「今仕事中、何か急ぎの用事？」
「あ、ゴメン間違った。また後でかける。」
「勘違いした。別に用事は無いけど、声を聞きたかった。ごめんね。」
ところがそうでなくなてきた。
「あのさぁ、●●さんが、浮気して居るだよ！！」
怒っています。何かあったのか？●●が浮気って？別にいいじゃん。
奥さん（私の妹が他界して十数年経つ）居ないんだから、付きあっている人が例えいても別に不思議ではないし、反対するものでもありません。
人生で妻が他界後の事はとやかく干渉すべき問題ではありません。
「浮気したら許さない。」
「そんな人は追い出す！」
「この家に居て女をつくって！！」
電話の向こうで興奮しています。
何を言っても受け入れません。
私が勤務中でゆっくり話を聞いている時間が無い事も受け入れません。
こんな事が何回か繰り返しました。
せん妄状態です。
往診に行って落ち着く注射をしたくなるほど酷い。
しかし、主治医を変更しましたから、難しい。
いつもの訪問診療エリアからは遠い。
また、母まーちゃん曰く、●●は勤務先で当直勤務時、
「女が入って行ったて、当直室に出入り口に住んでいる人が見ていて教えてくれた。女がいるって。」
私に電話してきた内容・聞いたという内容を近所の人と組（同じ地区の組）の旅行に行って話しまくっている。
きっと、親戚にも話しているんだろうな・・・。
●●が携帯電話を操作している時、息子と電話している時、全て「浮気して電話している。」と私に言います。
聞きにくいけど、義弟●●に電話しました。
「姉さん、参ったよ。お母さん、変だよ。
こんなこと言ったら姉さんに悪いけど。
トモにもオヤジに女がいて困る、あんたのお母さんが浮気の女になるって吹き込んだし・・・。
俺が寝ている時や風呂に入っている時、俺の携帯を持っていって、夜中に発信して、仕事に行くと何人も夜中の携帯は何があったんだって聞かれるし。
俺が寝ている時にたまらんですよ。事実ならともかく、思いこみやら、聞いたっていった話で参ってます。」
母まーちゃんに電話した。
「ねえ、最近飲んでいる薬何か変わった？？」
「薬、増えたり減ったりした？」
「先生が、あんたは認知症じゃぁないから、この薬はいらない。
止めます。って言って飲んでないよ！！」
「私の物忘れの予防！！の薬だから、ハイって返事したさ。」
「先生、物忘れの予防じゃないってさ。私には必要ないって。ボケてないから、高い薬は止めますよ。」
「だから、暮れ？からずっと飲んでないさ。」
？？ありえない！！アリセプト中止！！
今は、２月。三か月近く飲んで飲んでいない。
変な電話をかけてきた頃と一致する。
母の認知症が・・・。
医者は母の作話を信じている。
あること無いこと、
外来では品が良いおばあちゃんと演技しているまーちゃん。
見破れない、医師。
この続きは次回にします。長くなりましたから・・・。
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