日々、妹エリちゃんとの言い争いがエスカレートしていった。
エリちゃん曰く、
「母まーちゃんの言う内容が変わる・・・
いつも、私に対して怒り口調で嫌になる」
時を変えて、母まーちゃんに妹エリちゃんについて聞いた。
「あの子は、家に帰ってきてもなーーんにもしない
私を女中さんのように使っている。疲れたってさ、洗濯からご飯の支度から、みーーーんな押しつけている」
母まーちゃんの言い分は分かる。
妹エリちゃんが仕事と子育てで疲れて大変なのも分かる。
どうしよう・・・
確かに、母まーちゃんは事実に基づかない誇張表現は私ルイも感じていた
このままだと、家庭崩壊に繋がる。
医者には行かない。
知人医師の相談し、状況報告と食事がてらの面談みたいな方法で当時の頭の回路が繋がり易くするための薬を処方してもらった。
母まーちゃんも「ボケたら困る。頭の繋がりが良くなるのなら、飲んでみる。」
母まーちゃんも困っている自覚があったのか?
単に母まーちゃんも自分の母親の認知症に苦労していたので、忘れっぽくなりたくない!という気持ちが大きかったのか?不明ではあるが、兎に角、薬をゲット・飲み始めるスタートに立った。
これが、スムーズに飲み始めれるとは思っていなかったが・・・
薬の必要性を母まーちゃんは自覚していなかったから・・・。
私ルイ 「妹エリちゃんと言い争いは、言った・言わないって、勘違いや思い込みで感情的になっているみたい。」
母まーちゃん 「あの子が何にも家の事をしないから、頭にくる。あたしは女中じゃあない。」
私ルイ 「でも、頭にきて言うのは分かるけど、言うたんびに(言う毎に)言っている内容が違うじゃん。
言い間違いが度重なると、余計に二人の関係が悪くなるよ。言い間違いが無くなる為に、回路の繋がりが良くなる薬を飲もうよ。折角、お医者さんに出してもらったんだからさ!」
こんな会話を何回か繰り返しながら、何とか飲んでくれるようになった。
この当時は、まだまだ認知症の薬は世の中に出てはいない。(現在あるアリセプトはもっと後になって世の中に出てきた)
脳梗塞の後遺症に適応の薬を二種類出してもらった。
暫くは、この薬でなんとか、言い間違いは少なくなっていった。しかし、言い間違いがゼロになった訳ではない。
妹エリちゃんとの言い争いは少なくなったようだ。
私ルイに電話で話すのも、妹エリちゃんの悪口は少なくなってきた記憶です。
当時、母まーちゃんは67歳。
今から約17年前。
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