…此のブログ標題…【日本(日之本)開闢神話・設定方式】…に言う【日本(日之本)開闢】の意は、『現存・日本書記』(刪定書的偽書)の巻頭成句(漢字…148字表記)の内容(漢文表記)を言い表しますが、然し、其の内容(漢字表記)は倭語(元初ヤマトコトバ)に基付くもので在ります。つまり…【一物】(元初神)を以て【含牙】(本文)と記すが、「フクメリキザシ」(含牙)と倭訳(訓読)されている。そして、「于時天地之中生一物。状如葦牙」(別称…號・國常立尊・亦…葉木國)と記す。尚、一書曰(1/一書曰は①~⑥迄在る)としては…「1/一書曰・№②…于時國中生物。状如葦牙之抽出也=號可美葦牙彦舅尊(ウマシアシカビヒコジノミコト)と記し、更に、又、「1/一書曰・№③…始有神人為。號可美葦牙彦舅尊」と記すが如く、此の訓読みは「ウマシアシカビヒコジノミコト」で在り、此処に言う、其の【命=尊】(訓読・ミコト)の語元は…《【創世記】(旧訳聖書)の語意に基付き設定された倭語数値言語に因る造語(カミ名・3文字単語)で在りました。
…上記の漢字訳を考察すれば、此の【逸書・日本紀】(紀←ギと読む)が編纂された頃(養老4年/720年5月に奏上された)は、未だ、【ホツマツタヱ】&【ミカサフミ】文書内容を良く知っていた人物(例えば稗田阿礼等の人物)が宮中等に居た事が伺いしれ、 然る意を以て、次、『現存・日本書記』(日本紀…ニホンギの書き直し版)の巻頭成句(本文・漢字148字)を記す事と致します。
…『現存・日本書紀』(神代上・巻頭成句漢字=148字)…「古、天地未剖、陰陽不分、渾沌如鶏子、溟涬而含牙(フクメリキザシ)。及其淸陽者薄靡而爲天重濁者淹滯而爲地、精妙之合搏易、重濁之凝竭難。故、天先成而地後定。然後神聖生其中焉、故曰、開闢之初、洲壞浮漂、譬猶游魚之浮水上也。于時天地之中生一物。狀如葦牙(ウマシアシカビヒコジノミコト)。便化爲神。號國常立。尊。至貴曰尊。自餘曰命。並訓美舉等(ミコト)也。下皆效此。次國狹槌尊。次豐斟渟尊。凡三神矣。乾道獨化。所以成此純男」。
…然るに、 此の神代上、巻頭成句に記す【美舉等】(ミコト)の一文を以て、此の成句文面(漢字148字)は…「創世記(モ-セ五書)は劈頭文の焼き直し版で在る」…事を物語っている。然るに、此の【BRASIT/ベラシト】(創世記・劈頭文)の伝書ルーツは、紀元前1世紀後半に於ける【Qumran Sect】(クムラン・秘儀宗団)で在りました。そして、此の【美舉等】(ミコト)の語元は、其の【クムラン・秘儀宗団】のトップグル-プの人達が設定した【倭語数値言語・方式】(ヒ・フ・ミ…等)に因る数値言語に因る造語で在ります。つまり、【カミ・ナ】(上・名≒幾何学的形状文字)、即ち、此の創製文字を以て成る【アワウタ】(天地歌)から意図的に抽出された数値言語に因る造語を用いて創られた蝕的言語が【ミコト】で在る事を以て、【元初・ヤマトコトバ】の起元言語で在ると私は定義致する次第です。因みに、此の数秘術技法は、古代バビロニア(アッカド語)の【ゾハ-ル】(Zohar)に始まる【数値・カバラ】(数秘術)技法がギリシアに伝わり、因って、現在はゲマトリア(ギリシア語)と呼ばれています。然るに、倭語に言う【命 → 尊】の語意は、創世記(旧訳聖書)の【生命の木】の意(息・元初神)に起因する。つまり…「1/一書曰・№①…號・國常立尊=葉木國尊…」に言う【葉木】の意は、『秀真伝』(ホツマツタヱ)文書の【キ・ミ】(木・実=君の語元)に起因していて、此処に言う【國常立尊】に対し、『現存・日本書記』(刪定書的偽書)の巻頭成句として漢字に変換するに当たり、【ホツマツタヱ】&【ミカサフミ】文書の【キサス】(兆す)の語意を翻訳して為す【含牙】(翻訳言語文字)と表記したので在る。然るに、此の【キサス】(フクメリキザシ=含牙)の語意は、『秀真伝』文書に因れば、倭暦(鈴木暦)の語元として取り込まれ、尚、「東西南北」(キ・ツ・サ・ネ)の語元としても取り込まれています。
…此の【日本国・開闢神話】に始まる「カミヨ・12代迄」の物語を設け、次、「ヒトヨ・12代迄」(第12代・景行天皇迄)の物語との間に【長髄彦…討伐物語】を設定しているのは、【倭暦】(天鈴暦)の歴年数値を、「創世記のアダム~ノア迄の歴年数値」(2006年)に接続する為で在ります。其の接点数値に拘わっているのが、先述に言う数値言語で在る処の【ミコト】(ゲマトリア数値・3910)の語意に在ります。つまり、神武東征開始年(B,C,7年)に対し、【天照大神・生誕年数値…179萬2470年】(ホツマ・神話歴年)を接続しているが、其の天文学的な歴年数値の出処は、旧訳聖書に言う【ダニエル書】(黙示的・預言書)で在った。然して、神武天皇に因る【長髄彦・討伐物語】の元案は、【死海文書】(1947年発見)の「メルキゼデクテクスト」に在りました。何故、此のような数値枠、即ち、【神話歴年数値枠・300萬年】(人皇枠790年からの抽出数値)。暫定的【人皇歴年数値枠・790年】(初代・神武天皇~第12代・景行天皇迄の数値)。及び、其の【総歴年数値枠・1萬年】(ヨロズのカミ名が起元数値)を設定したのか。其れは、ユダヤ教の命題(カミは1つ)に在ります。其の命題対策(オニアス4世の例に習う)として設置したのが、【唯一神明様式造】のヤシロ(伊勢神宮)で在り、【天照大神・生誕物語】の創作で在ります。其の暁を以て、当時に於いては現在進行形に因る歴年数値(A,D,340年)を用い、「メシア・来臨起点年に始まる歴年数値」へと、其の秘儀的【回帰数値・技法】(事後預言ん関連)技法が用いられました。其の手法とは、即ち、「アドナイ340+崇神天皇在位68年+God26(433・伊勢神宮建立年に関連)+トヨスキ数値104歳=ヤオ(八尾)の語元数値536」。又、「433+AL31=464」(536+464=1000・千木の語元数値)技法で在った。然して、此処に言う【ヤオ/大阪府八尾市の名称】の語元は、【死海文書】(1947年発見)の洞窟から発見された【IΑΩ/ヤオ=八尾】(写本断片)に起因します。尚、其の【ヤオ】の初出は、戦後に再発見(昭和41年=1966年8月・再発見者は松本善之助氏)された『秀真伝』(ホツマツタヱ)文書です。そして、此の【回帰数値・技法】に因る「536」が意味する処は、【Zohar】(ゾハル=光輝の書)に言う、「マクロプロソプス=大きな顔」(エル/31)との交信(千木を介す)に関連付けられた【秘儀数値】で在りました。
…先述の「現在進行形的・歴年数値」(メシア・来臨起点年に始まる歴年数値)への回帰方式(サコクシロ & ヤオの語元数値に結び付く設定方式)とは、未だ、【ホツマツタヱ】&【ミカサフミ】文書が完成(景行天皇56年に奏上された)される以前に在る【ミマキイリヒコ・即位年】に在っては、既に現行暦(幻の西暦1年目設定起点方式・カレンダ-)に因る暫定的歴年数値暦(ヤオ/八尾・アラヒト宗団…歴/暦)が用いられていました。其の証明と成るのが、【好太王碑】(コウタイオウヒ)に刻まれた【干支・紀年】(元初・倭暦設定方式のバクリ=盗む)で在り、【任那】の国号の存在です。其の、現行暦年数値(現在に言う西暦年)に繋げた我が国の歴史書としては、『現存・日本書記』(刪定書的偽書)に記す…《第14代・仲哀天皇~神功皇后期(仲哀天皇の后…空位1年+在位通歴=78年)》…つまり、其れ以前の【第13代・成務天皇】(紀)は、異書、即ち、【ホツマツタヱ】&【ミカサフミ】文書は異成る歴年設定書(日本人の聖書=秀真伝)で在る事を鑑み、其の違いを知らせる意を以て「在位60年設定」(回帰年設定・方式)を用い、架空天皇条(第13代目・成務天皇)を設けた。つまり、「第13代成務天皇60+空位1+第14代仲哀天皇9+神功皇后69(139/ヒミコ)+第15代應神天皇41=在位通歴180年)を経て、此処(A,D,71年…Jerusalem神殿崩壊の翌年)から始まる我が国の正式的【皇歴・在位通歴年数値】(メシア・来臨起点年・暦=幻の西暦1年目起点方式・カレンダ-)は、明治の改暦(従来暦から西暦年に移行)に因って、其れは、「約、1800年」の年月を経過するも、現在的な世界暦年(西暦年)数値として見事に合体したので在りました。
…下記に【追記】(2016/08/23・火曜)…「ヤオ/八尾のアラヒト宗団歴年・設定方式」…
…「ヤオ/八尾のアラヒト宗団歴年・設定方式」…とは、つまり、終末論的な歴史の終りには…「ダマスコ契約者達は、全能の【カミ】(上/可美)に因って啓示され、隠されている要求に従う事に因って、其の日に備えていた」(【死海文書】)。尚、其の宗団の契約者、即ち、【Qumran Sect】(クムラン・秘儀教義宗団)は、「2人のメシア」を待望していた。其れは「祭祀系のメシアとダビデ系のメシア」(2人のメシア)で在った。然して、其の終りの時とは…【カミ(上/可美)の顕現】(God・manifest … ゴッド・マニフェスト)の時と解釈されていた。従って、事後預言書(第四エズラ書)に因ると…「私が予告した標(地震等)が表れた時が至高者が訪れる時が近づいたと悟れ~終末の時」(来世は彼らのもの)」(むすび・9・1~13)と記されている。
…【死海文書】(1947年発見)の解説に因ると、「B,C,31年の大地震」で崩壊した【Qumran Sect】(クムラン秘儀宗団)の其の居住地は、其の地震年を以て放棄された」(ドゥ・ブォ-、ローランド説)と記している。つまり、【事後預言…第四エズラ書】(死海文書解説・262~264頁)に記す…「ロ-マ軍がエルサレムの第二神殿を破壊した年」の…【A,D,70年】。及び…【秘儀数値・24】(当時の基本的ギリシア文字数)を重視した記述内容は、我が国に於ける【ホツマツタヱ】&【ミカサフミ】文書を作成するに当って必須的、基本数値に当っています。つまり、此処に言う…【メシア・来臨起点年】…とは、先述(第四エズラ書)の「私が予告した標」。つまり…《~そのとき私はうしろのほうで、「御住まいの主の栄光はほむべきかな」という大きな轟きの音(地震)を聞いた。(エゼキエル書3・11~13…地震に関連する語意)》…つまり、実際、【B,C,31,年・イスラエル大地震年】(Y H V H ・顕現の標)を以て、其の起点年を設定した意を、此の【第四エズラ書】(事後預言書)は物語っているのであります。従って、此の【事後預言書】の著者(歴史上の人物エズラに仮託)は、其の当時(A,D,70年エルサレム陥落年以降)、極東の我が国(拳書ヤマト国/ホツマ国)から一度帰還した人物で在ったと推測する事、可能で在ります。其の証拠と成るのが、やはり【秘儀数値・24】(アワの歌・文字数)で在り、【Jerusalem】(イェルサレム)の陥落年【A,D,70年】(太神宮諸雑事記第一)数値の重要視した記述内容で在ります。
…
…此の続きは後日と致します…
……(ランキング)↓ ↓ ↓ ← (クリック)…宜しく…
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fhistory.blogmura.com%2Fhis_world%2Fimg%2Foriginalimg%2F0000835509.jpg)
にほんブログ村