…【倭語・ソラ】の語元（語源ではありません）は海に関連する言語に起因する。然るに、倭語に於ける語元の多くは『秀真伝』の別伝【フトマニ・図】（太占・図）に配置されている「倭字・基本48字」（アワノウタ）を用いて成る文字言語（ヤマトコトバ）に始まる。
…然るに、【倭語・ソラ】の語元は「イソラ＆ヰソラ」（秀真伝・第８章）に起因する。因みに、「ハタレトハ、アメ（天）ニモオラス、カミ（上）ナラス、ヒトノネチケノ、トキスクレ、コリヱテムツノ、ハタリナル」（秀真８章）と在るが、尚、「イソラ」と「ヰソラ」（秀真８章）は、同義語では在りません。然るに、此処の章の記述、即ち、「天（アメ）にもおらず、上（カミ）ならず」と記すが如く、其れは、「天」（アメ）、及び「上」（カミ）でも無いと説明されている。早い話が「イソラ」と「ヰソラ」（5月の空の意・子供の祭り節句に起因）の関係は「対比言語」で在る。因みに、此の『秀真伝』第８章の記述内容は、「反政府側・ハタレ族」と、「シムツ・天照大神の政府軍」との戦に付いて書かれたもので在る。
…「イソラ」と「ヰソラ」との相関関係は【文字の値】（ゲマトリア）に起因する。其の事を意味する記述部分は、即ち、「ニシキオロチノ、シムミチヤ、ハルナハハミチ、イソラミチ、ミタルキクミチ、ヰツナ（名）ミチ、ナルカミモトム、アヱ（太占・アウワ）ノミチ、ミナソノシムヲ、ヌキトリテ」（秀真８章）と成す記述が意味する処は、つまり、「ニシキオロチノシムミチ」。「ハルナハハミチ」（シムミチ）、及び、「ヰソラ＆ヰツナ」（ミチ）には御魂（シム）が宿っているとされるが、此処では其の【シム】（御魂）が抜かれた状態に在る事を記している。
…然して、此処に言う「イソラ」（ハタレ…海の道・オロチと魚に関連する）とは、「御魂」（シム）が抜かれた状態を示唆しているが、其の本質、及び、其の答えは【文字の値】（ゲマトリア)に求めることが出来る。
…【創世記】の第２日目（2000年）…「大空よ水の間にあれ」（創世記1・6）…つまり、「カミ（主）は水を空の上下に別けられた」。此の意を以て、「倭語…イソ」（50…シワカミ）が造語された。然るに、「天の上の水（アメ）と下の水（ウミ・産みに通じる）」との中間に位置する地（陸地）と、下の水（海）との接触点を「イソ」（50…磯）として造語された。尚、然る意を以て、此の数値を用い設定されたのが日本神話暦（Calendar）に言う【50鈴木暦】（300萬年・枠）で在る。そして、此の日本神話枠（50鈴木年…6萬年×50鈴木＝300萬年）を用い、其の神話の中で…「イソラ」（いそら）等、其の他、造語の起元（起源ではありません）等の事を記しているので在る。然して、此の『秀真伝』（姉妹書・三笠文）文書を漢字化した文書、即ち…『現存・日本書記』（刪定書的偽書）を見れば…「昔、伊弉諾尊目、此國曰（イワク)、日本者浦安國、細戈千足國、磯（シ）輪（ワ）上（カミ)秀眞國（秀眞國、此伝袍圖莽句爾 ← 此れ言うホツマクニ）」（紀…神武31年条より）等と記されているが、此処に言う「千足国」（チタルクニ）の「チタル」（千足）の語意は、【千木】（カミヤシロの屋根に設置）の語元に起因する。
…【ヤシロ】（社）とは…【ムロヤ】（倉庫・様式）にヒントを得て創設された様式で在る。『秀真伝』文書に因ると、其の「ヤ（家）造り」は…「トコタチのムテ結び」（①ムロヤ成る）。「後、ヤテ結び」（②ヤシロ成る）に至り、「オオクン主の今の宮」（出雲）を参考に考案された等（ニハリノ宮…ヤシロと命名…秀真21綾）と記されている。
…然るに、如何に我が国の戦後（大東亜戦争）に於ける歴史学者と言えども、従来的な「想像的、下手な考察・説」（ヤシロの起源説）よりも、「神代の文献記載・説」（『秀真伝』に記述在り）の方が、より説得力が在る事、然りで在る。因みに、鳥居（トリヰ）の語元、及び、其の形状の元形（原形では在りません）説に在っても、『秀真伝』に記載（【トリヰ】ナリケリ）の如く、其の形状は、【秀真文字…ヰの形状】（数値5をも意味表す）の儘（ママ）を以て設置され、其の秀真文字の形状が現在に至っても依然として保たれながら設置（現在は明神鳥居と呼ばれている）ているので在る。因みに、【トリヰ】（鳥居）の語元も、見て字の如く…「鳥がヰ（居）る 」から ⇒ 「鳥居と言う」等と記されているが如く、其の図式を以て、其れが元典に言う｢鳥居の語元」で在る。
…然るに、此処のブログの標題に言う…《【倭語・ソラ】（sky 天空）の語元》…も、ヤシロ（社）の【千木】に関連し、「イソ」（ισο…同等の意）が、其の｢ソラ」（空）の語元で在り、海辺の「イソ」（50…磯）も、先述の「イソ」（ισο）と同義語で在る。
…此の続きは後日と致します…
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