…『 天地創造・カミ（ Y H V H ）の数式発見』の糸口は、【際会＝by Chance】（テーマ《『ハマボウの花の下で』より》のブログに記載）に起因し、【チギ】（千木）の語元解明の研究に取り込んだ事（昭和61年・1986/8/22/日金曜・我がインナートリップの旅に終止符を打つ）に始まりました。
…其の【 天地創造・カミ（上・Y H V H ）の数式発見】に至った、其の最後の詰めの処は、「スカリゲルの年代計算」に注目し、且つ、其の年代計算に於ける【核】的数値を特定した事に在りました。然るに、其の、特定した「スカリゲル・年代計算」の【核】的数値（出処不明・秘儀数値）は、『現存・日本書記』（刪定書的偽書）の神武天皇から始まる人皇通歴（通暦）に於ける景行天皇崩御年迄の数値に合致した。尚、此の「年代計算数値」（2294）は、「完全数」（6・28・496・8128）にも関連し、其れは、神武天皇即位年に始まる通歴年に在っては、開化天皇の即位年に合致する。
…『死海文書のすべて』（ジェームス・Ｃ・ブァンダーカム著）の本に記す或数値を、『秀真伝』（姉妹書・三笠文）文書の「タケヒト」（後の『紀』に言う神武天皇）東征物語に当て嵌めれば、此れも又、キッチリ適合する事と成る。そして、其れらの数値を、創世記（『旧約聖書』）の「ノア期・大洪水年数値」に繋げると、此れもキッチリ繋がった。然るに、此れら重要３書の中に記述されている各々の数値は、其の各々の文書内容に従って記された【秘儀数値】に在るにも関わらず、「カミ（上・YHVH）の数式」を形成するに必要な重要事件年に当る数値に至っては、つまり、「ヒエラルキー」的、其の頂点を形成するに値する意味数値」に在っては、此れも又、特に肝心な部分に結合させる為の【汎用的・秘儀数値】（タルムードからの採取数値）を用いて当て嵌めれば、他書からの【秘儀数値】を待ち望んでいたかの如く、其の双方の文書から取り込んだ数値に対し、此処に言う【汎用的・秘儀数値】は、双方の臍（ホゾ）穴に組み込まれるが如く、見事に組み合わさってくれたので在りました。
…「スカリゲルの年代計算」に於ける【年代起点数値・核】を特定する作業に着手した動機は、【クムラン・秘儀宗団】の人達が、独自に構築した【秘儀数値】の断片ではないかと考えたからで在る。つまり、『死海（遺跡）・文書（巻物）』（1947年・発見）に取り込まれている【ノア期・洪水年数値】（創世記注解・4Q252）に合致させる意図を以て構成された或数値群の中の、其の断片的数値ではないかと私は考えたからで在った。そして着手したのは、其の確認の為で在る。
…此の研究の元はと言えば、我が幼年期（3歳～7歳）に体験した諸々の出来事の中に芽生えた「日本語の始まりが知りたい」と言う思いに始まった。そして、其の後年（30歳頃）に至っては、【際会】（saikai)に起因（彼女に其の影響を受けました）に遭遇する。然るに、此処に始まる、其の、【際会】に任せた時間の経過は、其の当時に在っては何の変哲も無いような時間の流れの数年間では在ったが、今、思えば、此の【際会】を以て、其れ迄は未だ漠然とした中に在った我が思いに対し、ハッキリと、其の課題に着手するに値する研究の糸口（鳥居・千木の語元究明に成功する）を見出す事への布石的時間の経過だったのだ。従って、此の時間の切れ目の時を迎える在って、此れが動機と成って心機一転、意外な行動に出る。結果、【千木の語元】を究明する事が出来た次第でありました。そして、此の「千木の語元究明を以て得た答」を糸口に、「古代・西洋史」（紀元前・史）、及び、「シュメル文明史」＆「アッカド文明史」等の、其の年代の中の歴史の中で展開されていた国家興亡史に着目する。因って、『死海遺跡・文書』へと辿り着いたので在る。然して、此の研究を本格的に開始（昭和61年・1986/8/22/日金曜）して以降、凡そ、足かけ30年程を経た、昨日の夜に在って、其の、【 天地創造・カミ（上）の数式 】の解読に成功。そして、暫くの時間が経過した、此の時（2015/10/07/水曜）、我が課題として始めた研究は、何時の間にか終着地点至っている事を自覚（認識）するに因り、其の、【カミ（ 上・Y H V H ）の数式】発見に至った事を、此の時、側に居た妻に説明した次第であります。
…以下【追記】（平成27年・2015/10/09・金曜）しました。
…『旧約聖書』の【天地創造】に始まる【アダム～ノア】迄の歴年数値。及び【ノア期・大洪水年】数値。【完全数…6・28・496・8128】数値。【歳差運動】数値。『死海（遺跡）・文書』数値。『秀真伝』（姉妹書・三笠文）を構成する【枠】数値。及び、【日本（ヤマト）建国史】東征以前年数値。此れらの数値を以て、尚、【ノア期・大洪水年・】数値（アダムから数えて1656年）とを繋ぐに必要な【ゲマトリア】（数秘術）を用いての試行錯誤の末、【カミ】（上）の数式・発見】に至りました。
…以上…【カミ（ 上・Y H V H ）の数式・発見】…を以て、【ユダヤ教】、【キリスト教】、【イスラム教】に言う「唯一神」の【カミ】（ Y H V H …エロヒム）と、我が国に於ける【元始・日本神道】の元初神（クニノトコタチノミコト…国常立尊）とは、基本的に同じで在ると言う事に成る。然して、先述のユダヤ教に於ける【一神教】に始まる、各々３つの宗教には、各々の宗教を確立する過程に於いて、既に聖書的文書（旧約・Bible…新約・Bible…Koran）が作成されていた。だが、我が国最古の歴史書とされる『現存・日本書記』（刪定書的偽書）に至っては、聖書的文書とするには弊害が在る。
…然し、其の、『現存・日本書記』の「巻第１」文書（巻頭・日之本開闢神話に始まる）から、「巻第７」（景行天皇・紀）迄の文書内容は、『秀真伝』（姉妹書・三笠文）文書（カミナフミ・神名文…『秀真伝』33章を初出とする）を原典と成す内容で在る事が現在解っている。つまり、漢字表記を以て成る、『現存・日本書記』の成務天皇（紀）から最後の持統女帝（紀）迄を省いた残りの歴年史、つまり、「日之本開闢神話」に始まる神代の物語と、其の後の、人皇歴に於ける神武天皇から景行天皇（紀）迄の文面に関しては…《日本人の聖書》…としての価値が在ります。つまり、景行天皇（紀）迄の文書内容は、戦後（大東亜戦争）に再発見された『秀真伝』（姉妹書・三笠文）文書を原典として、其の文書等が漢字に書き換えられた文書（多々刪定されている）だったからで在る。因みに、『現存・日本書記』とは、「養老四年」（720年）に奏上された最初の【日本紀】（紀←ギと読む・逸書）を、更に、刪定し、書き換えた文面を有す写本伝書本で在る。従って、此の事を考えれば、『現存・日本書記』の「日之本・開闢神話」～「景行天皇・紀」迄は…《 日本人の聖書 》…として用いる事が可能なので在る。 然るに、失なわれた【元初・神道教義】の復元と致しましては、『秀真伝』（姉妹書・三笠文）文書内容の中に組み込まれていている事を以て、其の文書から抽出する事が出来ます。換言すれば…《『秀真伝』文書は日本人の聖書で在る》…と言う事で在ります。
…因みに、『現存・日本書記』に記載されている処の…【ホツマクニ → 秀眞國】（此云袍圖莾句儞）と言う、其の、「ホツマ」の語意は、【エロヒム】 （御魂・御霊を意味表す）を言い表す言語で在る。尚、其の語元に関しては、国史大系書の『日本書記』（写本伝書本）に記述しているが如く、即ち、読んで字の如く【含牙】（フクメリキザシ）に在る。
…以下【追記】（平成27年・2015/10/10・土曜）しました。
…【含牙】の漢字表記に対し、「フクメリキザシ」等と訳され、又、「ウマシアシカビヒコジノミコト」等とも漢字表記を用いて訳される処の、此の「フクメリキザシ」とは、『秀真伝』文書に記されている…「ネハキタニ（根＆寝は北に）、キサスヒカシヤ（木＆起＆兆す東ヤ」（秀真伝・１章）等と訳される言語の意に、其の語元を求める事が出来る。又、【カミナフミ】（神名文…秀真伝・33章）の文字体型は、紀元前1世紀中頃の、「アッカド文明」地域（メソポタミア）か、カナン地域（古代ユダヤ民族の或地域）に於いて、既に、開発（ダニエル書に其の兆候を示唆する記述在り）されていた可能性が在る。
…以上…此の続きは後日と致します。
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