マドリガル(ｼﾓﾈｯﾃｨｰ作曲) ＆復活…日本
…其の昔（今から約2000年程前）…:現在に言う「東日本の地域」は、【秀真國（ホツマクニ）】と呼ばれていました。然るに、我が日本（ヒノモト）国に於ける「国生み神話（日本・開闢神話)」の発祥地、乃ち、『日本書紀』に言う【含牙（フクメリキザシ）】、【國常立尊（クニノトコタチノミコ）】と記述される「元初神」の出現地でも有りました。それから２０世紀のを年月を経て迎えた２１世紀（世界調和の世紀とされます）。…彼の大津波（2011/3/11/金曜）に因って、此の「東日本の地域」は、大きな被害を受けました。然して、「東日本の地域」の早期復興が意味する処は、「日本国の復活(常立)」でも有ります。
…例えば…「冬に枯れた木が、春には花を咲かせる」。然るに…「夕日が【ネ】（地の根)に入り、必ず明日は、其の太陽が頭を出す」…と言うが如くで有ります。従って、我が国に於ける国生み神話（ホツマツタヱ・クニウミ神話）に譬えれば、必ず、其の【復活思想】は、今世紀（２１世紀）に至っても、尚、此の、「東日本の地域」には存在するので有ります。
…尚、音楽は、飢えた腹を満たせないかも知れませんが、花の咲く迄（東日本の早期復興）の心の支えにはなるかもしれません…然るに、私の心の支えと成ったのは、音楽以外にも、いろいろ有りますが、やはり彼の、「♪ マドリガル(シモネッティ作曲）」のメロディーは、私が挫けそうになった時には、何故か、何時も、不思議と私の脳裏に流れきて、幾度となく其の穏やかなメロディー(此のメロディーの曲名は全く知りませんでした）に因って、我が心は癒されてきました…。
…私が２歳の冬の時、我が家族は夜逃して…海岸（伊万里湾・浦之崎）際に住す叔父の家での生活が始まったのは…そして、其の年の初夏の事でした。私は、何時も海岸際の木の下で独りで遊んでいました。それで、何時ものように、朝、目を醒ますと、直ぐ、木（三本有りました）の側に走って行くと、木の葉の影に綺麗な物を見付け、私はビックリしました。
…「昨日は無かったのに何故？」…と言う思いと、更に、綺麗な異な物の出現に対し、ビックリした事を以て、急いで母の所へ行き、私は、その旨を伝えました。すると、母が言うには…【ハナ（花）】…と言う呼び名で有る事を教えてくれました。それで、此の時に始めて【ハナ（花）】と言う言葉を覚えました。それで、尚、其の花を支えている物の名前を訊くと…【キ（木）】…と言う呼び名で有る事を知りました。更に私は…「何故、誰が、どのような意味を以て、【キ（木）】と名付けたのか！」等の事の意を両親に訊くも、ついに我が両親は私の話しの相手（しつこく訊いたからでした）になってくれず、寂しい思いをしました。此れらの経緯に付いては私のホームページ【http://w01.tp1.jp/~a098477294/】に記していますので詳細は省きます。然るに、此の時、生まれて初めて見た綺麗な物体（黄色い花）を見た瞬間、その鮮やかな色の花の美しさと、「昨日迄は無かった」のが一夜明けての異なる物（珍しい黄色の花）の出現に対し、幼年の私は感動を覚えた次第で有りました。然して、其の事（木の語元が知りたい）が、何時しか…《言葉（日本語）の始まりが本当に知りたい》…と考えるように成った事の始まりで有りました。
…当時、其の「黄色い花を咲かせる木の下」が何時もの私の遊び場(2歳から小学3年の夏迄)で有った頃、学校の音楽の時間(貧乏で教科書は買えなかった）に聞いた美しいメロディー(マドリガルと言う曲名である事を知ったのは60歳を過ぎてからでした）を、チラッと聞き覚えていて、何時しか其のメロディーは私の体の中に染み込んでいた次第で有りました。然し、初夏頃から秋にかけて其の黄色い花を沢山咲かせていた【キ(木）】（此の木の名称は近辺の人達の誰もが全く知らなかった）は、私が小学校３年の春に切り倒され、透き通ってきれいな海水を有した海岸（海水浴場に指定されていた）も、時を同じくして、彼の炭坑開発で破壊(ボタで埋め立てられた）されていき、今は見る影もなく変わり果てた穢い海岸の姿を見せています。
…後年(2005年・58歳の時)…在る用事（知人と会う）で、何時もと違う場所（難波）での待ち合わせをしました。其の帰り、知人が［旭屋書店］へ行くと言ったので、私も、其の書店へ一緒に行きました。然して…《クムラン（戦後のクムラン地域・パレスチナ分割問題時代／ヨルダン地域に属していた）》…から発見された…『Dead Sea Scrolls／死海〈遺跡〉巻物』(1947年・発見）…が、解読の長い年数を経て、其の本が出版されていて、更に、日本語訳の本が我が国でも出版されていたので有りました。多分、此の時、知人と会う約束等が無かったら、私は…『ジェームス・C・アンダーカム著・死海文書のすべて』(秦・剛平訳／青土社発行）の本を、今でも手に入れる事が出来ないでいたと思います。つまり、あれから今日に至る迄（2005年~2013年7月迄）の間、近所の図書館、乃ち、羽曳野市、松原市、藤井寺市、八尾市等の各市立図書館や、市内の［紀伊國屋書店］には、機会が有れば、［ユダヤ民族］に関する本を物色していますが、今迄、一回も其の本、つまり「秦・剛平…訳『死海文書のすべて』青土社発行）の表題にはお目にかかっておらないからで有ります。
…「タケヒト（後に言う神武天皇）・東征物語の原案」を、此の『死海文書のすべて』の中に私は見出しました。従って、此処、乃ち、「タケヒト・東征物語」を基点として、又、謎解きの糸口と成し、【元始・ヤマトコトバの起元】の解明（究明）に於いて、私が其の解明に成功したのは…「私が幼児期（２歳）の時から小学校三年生の初夏頃迄」に於いて…彼の【黄色い花の下】で遊んでいた頃を、何時も思い出しながら生きてきたからで有りました。従って…「何故？木は【キ】と名付けられたのか？」…と言う、其の答えは、江戸後期頃には幻の文書とされていた『秀眞伝』 の、其の文書を構成する…【幾何学的形状文字（伊豫文字）】…の解読を以て、私は、其の答えを導き出した次第で有ります。
…然るに、西洋の文字（アルファベット）の中に、我が国に於ける［元初的…ヤマト言葉］に因る［キ（木）の語源］を見出した事を以て、我が国は…《今から約2000年程も昔、現在に言う『死海(遺跡)文書』を隠し残した［クムラン・秘儀宗団］》…の人達が…［ヒノモト…クニ］を創建したとする結論に到った次第で有ります。
…然るに、今（2011年3月11日の大地震に起因する巨大津波に於ける東日本地域の多大なる被害状況をテレビで見た直後）、非力ながらも、私に何か出来る事はと、早急に考え出した答えとは…《東日本の地域は日本開闢神話の発祥地で有った》…と言う、其の情報の発信しか出来ませんが、何とか、東日本の地域に於ける被災者の皆様方の力に、何とか、なれたら、と、言う思いで、急遽、近所で募集していた『インターネット申し込み会社』に、早速、申し込んだ次第で有りました。
…http://w01.tp1.jp/~a098477294/
『日本書紀』と『旧約聖書』
…『旧約聖書』の劈頭文…［創世記1・①-③］…「①始に、神が天と地を創造した。②地は形がなく、何もなかった。やみが大いなる水の上にあり、神の霊は水の上を動いていた、③そのとき、神が［光よあれ］と仰せられた、すると光ができた」…。其の原文とされるカルデア語（アッカド語）では、「Berashith（ベラシト）・ベラ・エロヒム・アト・ハシャマイム・ブァアト・ハアレツ」と記されています。而るに、その［Berashith／ベラシト］とは、［始に］と言う意味で有ります。そして、日本語で言えば『創世記／Berashith』（『旧約聖書』）と訳されています。然し、其の、言語を、秘密裏的に言うと…《「彼（エロヒム）は【6】を創造した」》…と、成ります。従って、『日本書紀』に言う、「元初神・含牙（フクメリキザシ）」に対する訳文としては、乃ち、「含牙→エロヒム」を言い表しており、…古来、我が日本国の「東北の地域」に対し「陸奥の国」と呼んでいました。其れは、我が国に於いて最初に創られた国の意として解せば…《「彼は【6】（和語に言う・ムツの国）を創った」と成ります。
…上記の記事は、今から２年前の文書を、此処に貼り付け、更に、追記を加えた記述内容と成っております。
…然るに、【日本開闢神話】の【元初神】、乃ち、『日本書紀』に言う…【國常立尊（クニノトコタチノミコト）】に対し、【尊（美挙等・ミコトと読む）】成す漢字は、先ずは…【命（ミコト）】…の漢字が適切的に用いられ、後、【元初神】と成す尊敬の念を以て、更に、貴いと言う意なる当字の漢字（尊）が取り込まれていたと言う事で有りますが、然るに、【元始・ヤマトコトバ】に言う…【ミコト】…の語彙は、『旧約聖書』に言う【創世記】（日本語訳）の、其の原典的名称で有る処の…【Berashith（初めにの意）】…の語彙に対する【秘密言語】（クムラン秘儀宗団・教義）を以て命名されていたと言う事で有ります。
…従って、【エロヒム・imEloh】（ユダヤ民族に言う唯一神）の…【息・御霊】…から発せらるる【命の御言葉】、乃ち…《［申命記6・4］…「Shema（聞きなさい）。Israel（イスラエル）。主は私たちのAL（ＩＨＶＨ・神）。主は唯一人で有る」》…等の語彙の焼き直し版的に、我が［ヒノモト（日本）国・創建］に於いては【ミコト（命・尊）】と成す、此の言語（語元はＢｅｒａｓｈｉｔｈに有りました…筆者の自説より）が用いられていたので有りました。
… 『秀眞伝（ホツマツタヱ）』に記載された【 日本神話】とは、「タケヒト（後の神武天皇）の東征物語を【成就（ｆｉｎｉｓｈ）】させるが為の前章的物語として創作された話しで有ります。尚、「タケヒト・東征」に於ける最初の目的地は、【ヤオ】（現在の八尾市）の地を流れる【ヤマト川】を遡っての龍田（現在の奈良県）の地に有りました。
…此処に取り込んでいる橋の画像は、【旧・ヤマトガワ（現在の玉串川）】に架かる【五月橋】です。其の交叉点の角（画像）の駐車場（現在は別の業者さんの店の駐車場と成っています）で撮ったのが二人の写真です。多分、その昔（タケヒト・東征物語）、龍田入りを変更し、日下（河内）の方へ転戦する折、つまり、川を下る際、此の、【玉串川】からも河内の［タテツ（白肩之津）］の方面へ軍隊は向かって行ったのではないか、と、私は考える次第で有ります…。