…「君が代」の[君]の意は、つまり[元始倭語・キミ]の語意は、元来、[天皇]の意味では在りありませんでした。其の語元は、【キ←木】と【ミ←実】の意味が語元で在った。尚、【元始・ヤマト(日本)国】の創建以前の国称は、【袍図莽句爾/秀真國】(ホツマクニ)と呼ばれていた。
…此処に言う 【袍図莽句爾/秀真國】(ホツマクニ)初出は、我が国最古の歴史書とされている『現存・日本書紀』(偽書)に記述されていた。即ち…《国史大系書『日本書紀』(写本伝承)》の…「神武天皇31年条」(下記に記す)…で在る。
…此処に言う
…(前文略す)…「昔伊弉諾尊目此國曰、日本者浦安國、細戈千足國、磯輪上秀真國。(此云袍圖莽句爾)復大巳貴大神目此曰、玉牆(垣)内國。及至饒速日命乗天磐船而翔行太虚也睨是郷而降此、故因目此、曰虚空見日本國挨」(後文略す)…。
…従って、【袍図莽句爾/秀真国】の歴史書とは、『秀真伝』(ホツマツタヱ)文書の事で在った。
…【袍図莽句爾/秀真國】の意味は、【完成された國】の意。又は、【良く整った國】の意とされている。
…
…其の『秀真伝』 文書に因と、「【ヒガシ←東】に、想像的【キ←木】(生
…然し、其の物語の構成は、最初から「元初
…「君が代・問題」に関しては…『秀真伝』(ホツマツタヱ)文書の、其の、創作物語の最初の部分の記載されている。つまり、[
…然るに、「トシアケのマツリゴト」の義としては、四方位の東に、ヌルデ(白膠木)の[キ(木)
…此の循環原理(道理)を成すのが、最高神の業として、其の最高神が住す処を[アメ(最上方の義)]と成す。而して、[アメノミナカヌシ]とは、[ヤマトコトバ]を司る[母音]、及び、[子音]を表す記号(幾何学的・文字)の事で有りました。然るに、ヤマトコトバに言う【カ・ミ】とは、
…四季を意味する言葉(キツオサネ)の、其の中央の[オ(ヲ)]を、[男性(男)]の意として、尚、ヒガシに配置された[キ(木)]の成長を以て、[メ(芽)]、[ハナ(花)]、[実]、つまり、このような道理を解いて造語された単語が、【オ(男)】、【メ(女)】、そして、【キ(木)・ミ(実)】(キはオメカミ)と説明されています。然るに、[カミナ(神名字)]に言う【キ・ミ】の語意に対し、後世に於いて導入された漢字の当て字が[君]で有るが、其の当て字のやり方は、[カミナ(神名字)]に言う道理が無視され、当てられております。従って、漢字[君]の意が、[天皇](和語・スメラミコト)と解釈される用語として用いられ、現在に到っているので有ります。
…而して【キ・ミ】を反対に書けば【ミ・キ】(幹)で在り、元初的、其のヒガシに位置する【キ・木】の意義は、【両性具有】的な【キ・木】の意を意味表している。然るに此処に言う【キ・東】の意味は、【日本開闢神話】の元初神【フクメリキザシ】(含牙・ウマシアシカビ)の語元(此の語元の説明は別の機会に記す事と致します)とも関連している。
…話しは変りますが、[ホツマツタヱ(秀眞伝) ]に因りますと、大物主は[フルゴトフミ
…従って、我が国の歴代史の作成の順序と致しましては…[①逸書・フルゴトフミ](大物主著・神武即位以前・作成)…『②ホツマツタエ』(オシロワケ(景行期・奏上)…[③仮名・日本紀](『釈日本紀』に存在的意の記載有り)…『④先代旧事本紀大成経(72巻本)』(推古天皇30年・完成)…[⑤逸書・日本紀](続郡書類従参拾輯…720年と推定)…『⑥日本書紀』(現存・写本伝承本)だと私は考えます。
…然るに、