【君が代】の語元は【秀真國・文書】に在った | 「伊万里」(佐賀県)から発信する日本の国語【ヤマト言葉】の始りに付いて!!

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★「日本建国創建史」に於ける【カシマ】(カバラ数価189/佐賀県鹿島の語元)は、Godヤハウェ(数価26)勧請に先立つ社殿(H・IKL数価65が家の語元)を守護する天使(サンダルホン数価280)を示唆する呼称であった!!

 …「君が代」の[君]の意は、つまり[元始倭語・キミ]の語意は、元来、[天皇]の意味では在りありませんでした。其の語元は、【キ←木】と【ミ←実】の意味が語元で在った。尚、【元始・ヤマト(日本)国】の創建以前の国称は、【袍図莽句爾/秀真國】(ホツマクニ)と呼ばれていた。

…此処に言う
【袍図莽句爾/秀真國】(ホツマクニ)初出は、我が国最古の歴史書とされている『現存・日本書紀』(偽書)に記述されていた。即ち…《国史大系書『日本書紀』(写本伝承)》の…「神武天皇31年条」(下記に記す)…で在る。

 …(前文略す)…「昔伊弉諾尊目此國曰、日本者浦安國、細戈千足國、磯輪上秀真國。(此云袍圖莽句爾)復大巳貴大神目此曰、玉牆(垣)内國。及至饒速日命乗天磐船而翔行太虚也睨是郷而降此、故因目此、曰虚空見日本國挨」(後文略す)…。

 …従って、【袍図莽句爾/秀真国】の歴史書とは、『秀真伝』(ホツマツタヱ)文書の事で在った。

 …【袍図莽句爾/秀真國】の意味は、【完成された國】の意。又は、【良く整った國】の意とされている。

 …漢字以前の【カナ字】(カミ字…幾何学的形状文字)を以て書かれた国書が『秀真伝(ホツマツタヱ)』文書で在り、『三笠文』(ミカサフミ)で在る。

…其の『秀真伝』 文書に因と、「【ヒガシ←東】に、想像的【キ←木】(命の木・知恵の木思想)が設置された構図が念頭に置かれての譬え話が書かれている。そして、其の【キ・木】の自然的循環法則を説明し、且つ、其の範疇を「宇宙的循環法則」(四季の移り変わり)の事象、そして、国家の在り方等が説かれた事が記されている

…然し、其の物語の構成は、最初から「元初・ヤマト思想」に於ける【国家創建・物語】(磐余彦←後の神武天皇・東征物語)の経緯を経て、「ヤマト(日本)歴年史・元年」と成す処から、【スメラカミ・在位通年歴】(後の漢字表記に言う天皇の意)が、【ホツマ暦】(天鈴暦)と併用されるに至った。然るに、
【スメラカミ・在位通年歴】の意が現在に言う【皇暦】(2014年現在→皇歴2674年)で在る。然して、此の年(平成26年・2014年)は、【倭暦的・世界暦】に照らし合わせれば、【日本世界暦6614年】(西暦2014年)と成る。

…「君が代・問題」に関しては
…『秀真伝』(ホツマツタヱ)文書の、其の、創作物語の最初の部分の記載されている。つまり、[ヨモ・四方位]と[ナカ・中央]の構想の説明を以て成る、【四季・循環】(サイクル)の動きの譬え話。

…然るに、「トシアケのマツリゴト」の義としては、四方位の東に、ヌルデ(白膠木)の[キ(木)
]が配置(木の生育過程を1日の循環と同義と捉える)される構想を以て…【ヒガシ…ハルは花と若葉…朝に米を洗う】。【ミナミ…ナツは葉が良く茂る】。そして、1日の循環としては、「朝は東・春【ヨネ】()をカマにカシグ()」。「の説明は省く」。「夕は西・秋(紅葉)は実が成り、カマドのヨネ()が煮えシズム(日が沈西の語元)」。そして、【夜は北・冬(枯落葉)、ヒトは寝る」。

 …此の循環原理(道理)を成すのが、最高神の業として、其の最高神が住す処を[アメ(最上方の義)]と成す。而して、[アメノミナカヌシ]とは、[ヤマトコトバ]を司る[母音]、及び、[子音]を表す記号(幾何学的・文字)の事で有りました。然るに、ヤマトコトバに言う【】とは、漢字の[神]の義では在りません。漢字を以て表すとすれば【】の字が適切で在る。而して、四方位の配置に言う其の語順、乃ち、「キ(東)・ツ(西)・オ(中)・サ(南)・ネ(北)」の文字が【カミ()】の義(言葉を表す記号)で在り、[5母音…ア・イ・ウ・エ・オ]の文字、引いては、ヤマトコトバを書き記す【ホツマ文字基本48文字】(フトマニ図を参照の事)は【カミ()】の義でも在った。

 …四季を意味する言葉(キツオサネ)の、其の中央の[オ(ヲ)]を、[男性(男)]の意として、尚、ヒガシに配置された[キ(木)]の成長を以て、[メ(芽)]、[ハナ(花)]、[実]、つまり、このような道理を解いて造語された単語が、【オ(男)】、【メ(女)】、そして、【キ(木)・ミ(実)】(キはオメカミ)と説明されています。然るに、[カミナ(神名字)]に言う【キ・ミ】の語意に対し、後世に於いて導入された漢字の当て字が[君]で有るが、其の当て字のやり方は、[カミナ(神名字)]に言う道理が無視され、当てられております。従って、漢字[君]の意が、[天皇](和語・スメラミコト)と解釈される用語として用いられ、現在に到っているので有ります。

 …而して【キ・ミ】を反対に書けば【ミ・キ】(幹)で在り、元初的、其のヒガシに位置する【キ・木】の意義は、【両性具有】的な【キ・木】の意を意味表している。然るに此処に言う【キ・東】の意味は、【日本開闢神話】の元初神【フクメリキザシ】(含牙・ウマシアシカビ)の語元(此の語元の説明は別の機会に記す事と致します)とも関連している。

 …話しは変りますが、[ホツマツタヱ(秀眞伝) ]に因りますと、大物主は[フルゴトフミ](現存古事記とは違います)を[アワミヤ]に納めた事が記されています。其の文書を、後の世(聖徳太子の時代)、「小野妹子は…平岡宮」にて、「秦河勝は…泡輪宮(安房宮)」にて、更に、伊雑宮(イサワミヤ)から先代の文書を提出させて、それらの文書を混合して作成したのが『先代舊本紀大成經』(現在・72巻…武田本等が存在している)で在ります。先代の文書を、伊雑宮(いさわのみや)から提出させ、[枚岡宮]、[アワミヤ]の[神代文字]文書を混合し、漢字を以て書き替えたのが、『先代旧事本紀大成経』(72巻本)で在りました。

 …従って、我が国の歴代史の作成の順序と致しましては…[逸書・フルゴトフミ](大物主著・神武即位以前・作成)…『ホツマツタエ』(オシロワケ(景行期・奏上)…[仮名・日本紀](『釈日本紀』に存在的意の記載有り)…『先代旧事本紀大成経(72巻本)』(推古天皇30年・完成)…[逸書・日本紀](続郡書類従参拾輯…720年と推定)…『日本書紀』(現存・写本伝承本)だと私は考えます。

 …然るに、[元初…カナ(神名字)]文書が、漢字に書きかえられた事に因って、[ヤマト(日本)神話]、及び、先代(先代史)の歴史が糊塗されていたので有りました。従って、原典(ホツマツタヱ)に記載された【キ・ミ】(木・実)の語意が解らなくされた事に因り、漢字に言う[君]の意が、天皇を意味する用語として用いられている事を以て、更に、近代に於ける歴史(第二次世界大戦)等に関連し、現在、「君が代・問題」が持ち上がっているので有りますが、是れからは、[先代史(奈良時代以前史)](缺史八代とも呼ばれている)、そして、[日本神話]の創作された意義を通して、我が国の建国史の起元を知る必要(Identityの問題)が在り、因って、「君が代・問題」も考えて行く必要が在るかと思う次第で在ります…。