…【ホツマツタヱ…巻17】…『秀眞伝』 ワのヒマキ(地の①巻)…
『秀眞伝』 御機織 第17綾
ホツマツタヱ ミハタのソナ(17章)
天地も 内とも清く 成る時に 家中にはべる 臣民も 八咫の鏡を 拝む時 天児屋根が 慎みて 八咫
…アメツチモ・ウチトモキヨク・ナルトキニ・オウチニハベル・トミタミモ・ヤタノカガミヲ・ヲガムトキ・アマノコヤネガ・ツツシミテ・ヤタ
と名付ける 故を乞う 時に天照大神 詔 八咫は八民の 元の丈 往古に作る 間測りは 八十j萬人の なれ丈を
トナツクル・ユエヲコフ・トキニアマテル・ミコトノリ・ヤタハヤタミノ・モトノタケ・イニシエツクル・マハカリハ・ヤソヨロヒトノ・ナレタケヲ・
集め測りて 一坪を 今の一間の 物差しぞ 此の間測りを 八岐だ分け 是れに日月の 二咫増し 世の人体の 高測
アツメハカリテ・ヒトツボヲ・イマノヒトマノ・モノサシゾ・コノマバカリヲ・ヤキダワケ・コレニヒツキノ・フタタマシ・ヨノヒトカラノ・タカバカ
り 咫を十つだ切り 咫と名付く 民は八咫なり 高測り 火風地水 四つに分け 空の一つ 継合せ 文字の巡りの曲が
リ・タヲトツダキリ・キトナヅク・タミハヤタナリ・タカバカリ・ホカゼハニミツ・ヨツニワケ・ウツホノヒトツ・ツギアワセ・アヤノメクリノ・マガ
り尺 是れで人身を 抱かんと 丸めて渡り 二咫足る 鏡は宮の 御柱に カミ(AL・IHVH)を招くの 八咫鏡 今渡り咫の
リサシ・コレデヒトミヲ・イダカント・マロメテワタリ・フタタタル・カガミハミヤノ・ミハシラニ・カミヲマネクノ・ヤタカガミ・イマワタリタノ・
丸鏡 当てて八民の 心ヰる 八咫の鏡の 名に因る名 我聞く往古 カミ(AL)の家は ムの記号文字より 室屋建つ 民に教
マルカガミ・アテテヤタミノ・ココロヰル・ヤタノカガミノ・ナニヨルナ・ワレキクイニシ・カミノヤハ・ムノタミメヨリ・ムロヤタツ・タミニオシ
えて 屋根を成す 又ヤの記号 社成る 今宮殿に 民を治す ヤツ(記号)は屋形ぞ タの記号文字 三光丸の 内にヰる 足り
ヱテ・ヤネヲナス・マタヤノタミメ・ヤシロナル・イマミヤトノニ・タミヲタス・ヤツハヤカタゾ・タノヲシテ・ミヒカリマルノ・ウチニヰル・タリ
助く教り 天と父 上下返す ラの記号文字 地と母也 親が子を 妊めば千足る 父母は 実にタラチネよ タもオ
タスクノリ・アメトチチ・ウエシタカエス・ラノオシテ・ツチトハハナリ・オヤガコヲ・ハラメバチタル・チチハハハ・ゲニタラチネヨ・タモオ
シモ 千無きのタラよ 鑑みて 助くる民は 子の如く 八咫は公 往古AL(IHVH) 創り授くる 十戈(鉾)有り 十は整ふる
シモ・チナキノタラヨ・カンガミテ・タスクルタミハ・コノゴトク・ヤタハオオヤケ・イニシカミ・ツクリサズクル・トホコアリ・トハトトノフル・
記号文字也 双カミ(上)受けて 親と成り 民を我が子と 育つるに 篤く教えて 人と為す 教えても尚 逆らはば 討ち亡こ
オシテナリ・フタカミウケテ・オヤトナリ・タミヲワガコト・ソダツルニ・アツクオシヱテ・ヒトトナス・オシヱテモナヲ・サカラハハ・ウチホコ
ろばせ 罪咎の 正し元寿き 天と地 届かぬ事を 思ふ也 臣ら秘めもす 生まなくて 教えを常の 業となせ 臣民
ロバセ・ツミトガノ・タタシモトホキ・アメトツチ・トドカヌコトヲ・ヲモフナリ・トミラヒメモス・ウマナクテ・オシヱヲツネノ・ワザトナセ・トミタミ
子孫 隔て無く 慈恵まん 思い也 教えぬ者は 臣ならず 教え受けぬは 民ならず 常に思えよ 天教を 得
コマゴ・ヘタテナク・ヰツクメグマン・ヲモヒナリ・ヲシエヌモノハ・トミナラズ・ヲシヱウケヌハ・タミナラズ・ツネニヲモエヨ・アメノリヲ・ヱ
て身を修め 耕して ソロを植え播き 草切りて 刈り納む身の 民は孫(玄孫) 匠商人も 鉾玄孫 物知るとても 動めか
テミヲオサメ・タガヤシテ・ソロヲウヱマキ・クサキリテ・カリオサムミノ・タミハマコ・タクミアキドモ・ホコヤサゴ・モノシルトテモ・ウグメカ
で 弟(瓊々杵尊)の導きに ヰらざらんをや…
デ・トノミチビキニ・ヰラザランヲヤ…
…以上…此の文書の続きは次回と致します…(ホツマ訳文の誤りが有れば、後日、修正致します故、宜しく御願い致します)
…以下は、続としての書き足し文ですが、此の[ホツマツタヱ第17章]の最後の文章迄に行き着くには、後、数回程の書き足しが必要です…然るに、下記の是の文章は、其の第一回目の書き足し文で有ります。
我見るに 治まる御代は 名の聞え ヒトの心は オヨソコシ ALHに務め 裏休む 中に1人は 裏無くて 天知る木々
ワレミルニ・オサマルミヨハ・ナノキコヱ・ヒトノココロハ・オヨソコシ・アラハニツトメ・ウラヤスム・ナカニヒトリハ・ウラナクテ・アメシルキキ
の 花も実も 我身の道と 知らざらめ 犯し隠すも 天が知る 空は天の 心場の 常に巡れど 観無くて 水の巡り
ノ・ハナモミモ・ワガミノミチト・シラザラメ・ヲカシカクスモ・アメガシル・ウツホハアマノ・ココロバノ・ツネニメクレド・ミヱナクテ・ミヅノメ
を 観る如く 空は見ゆる 魚の目と 変る一目の 裏鏡 左に持てば 右に見え 左にやれば 右に行く 向か
クリヲ・ミルゴトク・ウツホハミユル・ウヲノメト・カワルヒトメノ・ウラカガミ・ヒタリニモテバ・ミギニミヱ・ヒタリエヤレバ・ミギニユク・ムカ
ふえやれば 前に寄る 皆翻る 此の鏡 何の為ぞや 正に聞け 元々明けの 御祖上 側の弟ホカミ 兄ヒタメの
フエヤレバ・マエニヨル・ミナヒルカエル・コノカガミ・ナンノタメゾヤ・マサニキケ・モトモトアケノ・ミオヤカミ・ソバノトホカミ・ヱヒタメノ・
八基の上に 護らしむ 人の根声は 天名御上 32の上の 御目形 16ヨロ八千の モノヲシテ(字) 人の魂 喜ば
ヤモトノカミニ・マモラシム・ヒトノネコエハ・アナミカミ・ミソフノカミノ・ミメカタチ・ソムヨロヤチノ・モノヲシテ・ヒトノタマシヰ・ヨロコバ
す 時に求むる 生れつき 16ヨロ八千に 品変わる 天ヒト草は 事ごとく 天の御祖の 賜と 護らぬ話
ス・トキニモトムル・ウマレツキ・ソムヨロヤチニ・シナカハル・アメヒトクサハ・コトコトク ・アメノミオヤノ・タマモノト・マモラヌハナ
し 双上の 弟矛に治む 年経れば 丹ブ生れ時の 民有るも 例えば数の 器物 葛を吸いなて 丹ブ解きを 生らし用いん 天の心ぞ
シ・フタカミノ・トホコニオサム・トシフレバ・ニブナレトキノ・タミアルモ・タトエバカズノ・ウツワモノ・クヅヲスイナテ・ニブトキヲ・ナラシモチヰン・アメノココロゾ・…(2013/2/9…修正す)
…下記の片仮名文書は継ぎ足し文ですが翻訳無しです…次回、此の翻訳を致しますので宜しく…(2013/1/26・土曜に記す)…
…「2013/2/9…以下の秀眞文書(片仮名)を、訳して記す」…
我見るに 善し悪め詰め 楽しみて 人の仲子も 一人二人 やや知る道は 真澄鏡 天の報ひは 盗めるも 謗る
…ワレミルニ・ ヨシワロメツメ・タノシミテ・ヒトノナカゴモ・ヒトフタリ・ヤヤシルミチハ・マスカガミ・アメノムクヒハ・ヌスメルモ・ソシル
も打つも 身に帰る 人を打てども その時は 痛き報ひも 有らざれど 後のヤマフは 天が地 盗みも人が知らざれ
モウツモ・ミニカエル・ヒトヲウテトモ・ソノトキハ・イタキムクヒモ・アラザレド・ノチノヤマフハ・アマガツチ・ヌスミモヒトガ、シラザレ
は 宝閏るとぞ 思えども 一度隠し 再盗み 三度損なひ 改めず 天地人の 観る処 天の御告げは 人に付
ハ・タカラウルトゾ・ヲモエトモ・ヒトタビカクシ・フタヌスミ・ミタビソコナヒ・アラタメズ・アメツチヒトノ・ミルトコロ・アメノミツゲハ・ヒトニツ
く 罪顕れて 亡ぶ時 成す事無くて 悲しきは 他は喜ぶ シムの恥 悔ど換ぬ 子を持たば 聢と聞べし 粗
ク・ツミアラハレテ・ホロブトキ・ナスコトナクテ・カナシキハ・ヨソハヨロコブ・シムノハヂ・クヤメドカエヌ・コヲモタバ・シカトキクベシ・ア
(荒)たけの 松は拗て 蟠る 人の若葉も 我儘に 道に戻りて 蟠る 人も薪に 切る如く 惜までシ
ラタケノ・マツハネジケテ・ワダカマル・ヒトノワカバモ・ワガママニ・ミチニモトリテ・ワタカマル ヒトモタキキニ・キルコトク・ヲシマデシ
ムの 痛みかな 子を直す教り 曲松を 引植え粗(荒)子 地替えは 直木と成ぞ 親心 細々篤き トの教ゑ 子は
ムノ・イタミカナ・コヲヒタスノリ・クセマツヲ・ヒキウエアラコ・ツチカエハ・ナヲキトナルゾ・オヤココロ・コマコマアツキ・トノオシヱ・コハ
長の根ぞ 幼子は 粗(荒)子教えて 地替は 直木長とぞ 成る心 恵を知らは 子宝の 棟内張と 成る如
ヲサノネソ゛・ヲサナゴハ・アラコヲシヱテ・ツチカエハ・ナヲキヲサトゾ・ナルココロ・メクミヲシラハ・コタカラノ・ムネウツバリト・ナルゴト
く 人の住いの 上に有り 粗長け心 子に求め 聞き過ぎ拗け 邪の ハタレと成ぞ マス人ら 長なの時は 拗
ク・ヒトノスマヰノ・ウエニアリ・アラタケココロ・コニモトメ・キキスキネチケ・ヨコシマノ・ハタレトナルゾ・マスヒトラ・ヲサナノトキハ・ネ
けの根 早改めよ 既に前 教を危る マス人の 褒め過ぎ拗け 邪(横)が 縦を捩けて 床闇の 涙柔
ヂケノネ・ハヤアラタメヨ・スデニマエ・ノリヲアヤマル・マスヒトノ・ホメスギネヂケ・ヨコシマガ・タテヲモヂケテ・トコヤミノ・ナンダヤワ
して やや鎮む 是れも三種の 器憲 有らで如何ぞ 得ざらんや 兼て思えは マス鏡 青人種も 直と成る 人
シテ・ヤヤシヅム・コレモミクサノ・ウツワノリ・アラデイカンゾ・ヱザランヤ・カネテヲモエハ・マスカガミ・アヲヒトクサモ・スグトナル・ヒ
に於けらは 限りまし 永く培う 教え成すべし・
トニヲケラハ・カギリマシ・ナガクツチカフ・ヲシエナスベシ・(以上)…「2013/2/9…訳す」。
…而るに、赤色の片仮名の語意の「罪現れて」の意は、「スサノオ尊に於ける宮中での乱行」に関連し、天照大神の政府に対する反乱軍側(ハタレ…チタル国のマスヒトに関連)を、政府軍(ツワモノヌシを筆頭とする軍隊)は、其の反乱軍を鎮圧した後、スサノオ尊や宮中の12后の中に含まれていた「モチコ姉&ハヤコ妹」に対し、「サスライの刑罰((流刑)」を執行した。其処から始ったのが「八岐大蛇・伝説」、「善知鳥&九頭竜・伝説」で有り、其の内容が、中臣祝詞(6月&12月…ツゴモリ大祓祝詞)の中に取り込まれています。而るに、此処に記されている記事の内容は、『秀眞伝』 文書に記載されている記事内容が要約されて用いられていると言う事で有ります。
…此処の文書中に記す…「フタカミ」に対し「双上」と訳しておりますが、其の意味は、『日本書紀』の漢字表記を用いて記せば[伊弉諾尊&伊弉冉尊]の意で有ります。又、「子供」に関連しての「クセマツ(曲松と訳しています)」の例え話が有りますが、[常陸風土記] に因れば、其の常陸国は、其の昔(袍図莽句爾…秀真国の時代)、「キノクニ」で有ったとされ、[元初…ヤマト思想]を定義するに於いて、【物(自然的循環)】の法則に関し、[ホツマツタヱ]文書は、其の説明を、先ず、巻頭(アノヒマキ…第一章的意味)の文書を以て取りあげていています。つまり、「太陽を中心とする自然的法則」に従って循環する「四季]及び[朝昼夕夜」的一巡の説明は、数値に於ける循環にも関連する意を以て、【ヒ(1)…ト(10)】(人)の語元(数値は1~10の中で循環する)と成す。其れは、乃ち…【アマツキミ・ヒ(1)ヨリト(10)マデヲ・ツクスユヱ・ヒトニノリマス(ホツマ第4章)】…の一文に到っては、確と説明されております事、然りで有ります。而して、其の法則を説明するに当たっては、【キ】と言う言語を先ず以て説明しており、其の初期的説明では…「キツオサネ(東西中南北)」…に付いてで有りますが、此の事に付いては、既に、当ブログを以て記載していますので、其の説明は此処では省きます。
…[元初…ヤマト言葉]の【キ】(木&東をも意味表す)と言う言語は、我が国(ヒノモトノクニ)の国家創建に於いては、【核…Core】を成す言語で有りました。
…以下の文書は未だ続きますので、此の続きは【№②】として別に分けて、又、何時か書こうと思っています…
…此の文書の…「秘儀的・解読文」…は、【アメーバ・ブログ】に記す事と致します。尚、[ホツマツタヱ]文書の続き文書としては此の限りては無く、機会が有れば、記載致します故、宜しく…
…下記に【追記】(平成29年=2017/01/03・火曜)…
…上記文書日付(平成25年)から今年は4年目となります。上記(秀真伝・17章)文書内容は、倭語(ヤマト言葉)に言う【ヒト】の語元(語源の意ではありません)等の事の他、我が日本国の建国思想に付いて書かれています。然るに…此の章の標題は「カンカガミ・ヤタノナノアヤ」(カン鏡・八咫の名の綾)と書かれています。此の章の標題「カンカガミ」に言う【カン】の語意は「鑑みる」の意に当たります。尚、最初の処の【イニシエツクル】(間の計測道具)の意は、「90度角・定規」に関連し、「イニシエツクル」とは、空想的四方位を示唆する言語です。又、此れには四季の循環法則(円運動/360度)にも関連してます。
…倭語【ヒト】の語元は、此の言語の語根数値(8+2=10)が、倭語数値としても其の数値に成るよう、基本48字(秀真文字)の中から任意に抽出し、【倭語・数値言語】(ヒフミヨ~モチロ迄/1~1萬迄)として設定された事に始まります。
…下記に【追記】(2017/09/26/火曜)…
…『秀真伝』(ホツマツタヱ)文書の作者達は、【ゲマトリア方式・文字】(太占図)の数値言語を使用している事を、此の「ホツマツタヱ・第17章」の中で、隠語(数値言語)を用いて示唆している。それは…
…「・トホコニオサム・トシフレバ・ニブナレトキノ・タミアルモ・タトエバカズノ・ウツワモノ・クヅヲスイナテ・ニブトキヲ・ナラシモチヰン・アメノココロゾ・」に言う、【カズノ・ウツワモノ】(数の器物=太占図)である。尚、【ニブ・トキ】とは、「60年・循環数値方式】(60/660)カレンダ-、即ち、「ヱト=兄弟方式」の【アスズコヨミ】(天鈴暦)の事。
…此の続きは後日と致します…
…(ランキング)↓ ↓ ↓ ← (クリック)…宜しく…
にほんブログ村