…【善知鳥（ウトウ）・神話】と【氷川神社（武蔵国）】との関連に付いて…
…今日、【秀眞（ホツマ）神話・善知鳥（ウトウ）】の、其の【善知鳥】の語元（黎明的語意に用いられる語源の意ではありません）を突き止めました。
…此の【秀眞伝・善知鳥(ウトウ）神話】は、現在の青森県（津軽）に建立する【善知鳥（ウトウ）神社】に関連しております。其の青森の津軽に於ける【善知鳥・神話】（此の神話部分も『偽書・日本書紀』は意図して刪定している）の内容に付いては別途に記すと致しまして、此処では、関東（古代・武蔵国）に建立する【氷川神社】の起元（由来）から、其の神話に至った経緯等に付いて記す事と致します。
…我が国の最高神とされる【天照大神（幼児名・ウヒルキ）】は、男性神（女性神ではない）で在ります。つまり、【天照大神】の誕生時の幼名【ウヒルキ】（後年の漢字表記は当て字です←大日孁貴）に言う…【キ】の意味とは、「男性名詞」の意で在る事が『秀真伝』(ホツマツタヱ）文書には記されています。つまり、【天照大神】対し「女性神」として従来から説明されているが、其れは全くの間違いで在ったと言う事で在ります。
…然るに、『秀眞伝』文書の発見に付いて、簡単に説明すれば、江戸後期頃、幻の文書とされていた『秀真伝』（此の文字表記の漢字は神代文字に関する文献の中に於いて、標題文字的に、既に江戸後期に発見されていました）は、戦後(大東亜戦争)の「昭和41年・1966年」、松本義之助氏の尽力に因って再発見され、其の普及活動に因って、現在は、公な場所（図書館等）でも読む事が出来る程に読者の数は増えております。
…然し、元来は、此の、『秀真伝』 （ホツマツタヱ）文書が、「我が日本国の最古の歴史書」、且つ、『日本人の聖書』として書かれていた事を突き止めました。然るに、『現存・日本書紀』（偽書）に記載している【ヒノモト(日本）・開闢神話】、又、其の後に続く『ヒノモト（日本）神話』は、何故、【神代・13代目】迄で終わらせているのかと言う処に、此の『秀真伝』 (ホツマツタヱ)文書の、其の、謎解きのヒントが隠されています。 尚、此の『ヒノモト（日本）神話』の時代（179萬2470年）を経た後に始まる「人の世代」、即ち、『日本書紀』（偽書）に言う【神武天皇】から【景行天皇】迄(『秀真伝』は景行紀迄で終らせている）の記述内容は、『写本伝承・日本書紀』(偽書）よりも、詳細的、且つ、一貫しての各々の「氏族系譜」が詳細的に網羅した内容を以て『秀真伝』 (ホツマツタヱ)文書には記述されている。つまり、『現存・日本書紀』(偽書)の内容は、『秀真伝』 (ホツマツタヱ)文書の内容の、其の、至る部分を刪定(削除）して成る文書を以て継ぎ足された文書で在ったと言う事で在ります。つまり、時の【簒奪政権】(推古時代に始まる天智天皇の時）の系譜を、自分たちの都合が良いように、継ぎ足して編纂されていたと言う事で在ります。
…然して、悲しいかな、戦後（大東亜戦争）の我が国には、「江戸後期に始まる【初期・国学者】の人達の流れをくむ研究者の人達」は、マッカーサー（進駐軍・最高司令官）に因って排除され、其の後釜として、マッカーサーのお気に入り、つまり、「現在（平成26年現在）の半日思想の生みの親」達が採用されていったと言う事で在ります。従って、現在の我が国に於けるアカデミー的、本当の事を古代史（日本史）的研究をする【文献史学者】は、全く、皆無的な状態と成っております。然るに、戦後（大東亜戦争）の我が国に言う【文献史学者】とは、アメリカの政策に因って、尚、マッカーサーの意向に添う人達(キリスト教、他、在日を含む）等が、多々、其の、各々の職種に配置されていったと言う事で在りました。従って、現在に至っても、【日本古代史】（日本史）の分野に於いては、【日本・建国史】的分野は全く存在しておりません。然るに、現在の我が国に言う【国学】とは…【国語学←奈良時代以降の言語を主に研究】で在って、且つ、それ以前の言語(元始・ヤマトコトバ）に関しては、全く解らないと成すのが、現在的我が国の、其の【日本国学】の現状で在ります。
…以上の、然る意（戦後の我が国の国学のあり方）を以て、現在の『秀真伝』 (ホツマツタヱ)文書(我が日本に於ける最古の歴史書に当たる)の研究は、「在野の研究者達が主導権を持っていて」、『秀真伝』（ホツマツタヱ）文書に関しては、我が国のアカデミーの人達は、全く、手も足も出せない状況と成っております。
…さて、此処（以下）から本題に入る事と致します…
…古代の国名で在る処の、【武蔵国】（現在の埼玉県）に建立する【氷川神社】（関東地域に多い）の起元に関する説話に付いては、此処に言う『秀真伝』（ホツマツタヱ）文書に記載されています。然るに、何故、【ヒカワ】と命名されたのかと言えば、つまり、『秀真伝』文書に因ると、【ヒカワ→氷川は当て字】とは、【スサノオ尊】の別称で在りました。然るに、関東の【氷川神社】は、【ヤマトタケ】（景行天皇の第二皇子）が出雲の地域から勧請して建立した事に始まりると言う事で在りますが、此処で、何故、関東に於ける【ヒカワ（氷川）神社】の事を此処に持ち出したのかと言いますと、【ヒカワ→氷川】とは、【スサノオ尊】の別称で在ると共に、【蛇→八岐大蛇】、又、芦ノ湖の【九頭竜・伝説】に関連しているからで在りました。尚、其の大蛇に関する物語の中に、【ウトウ→善知鳥】伝承が絡んでいるからで在ります。
…【善知鳥（秀真神話）】と漢字が当て字されているのは、「良（善）きを知る意」と『秀真伝』文書に記述されている事に起因します。即ち、読んで字の如く【ウトウ鳥】は、「ヨキヲシルトリ→善知鳥」とされているからで在った。
…『日本神話』時代の話しと致しまして、其の、代表的な物語の一つが、【天岩戸・物語】で在ります。其の説話の発端と成ったのが【スサノオ尊】の乱行で在りました。つまり、【ウヒルキ】（後の天照大神）の宮中に於いて、【スサノオ尊】の乱行に到った事に起因し、【天の岩戸・神話】に至ったので在るが、此の内容に付いても、『写本伝承・日本書紀』（偽書）は刪定（削除）して編纂されております。然して、其の宮中の話とは、つまり、其の宮中に「1人の正室（セオリツ媛・第一后）」と、「1２人の女性（准后）」が居て、其の中に【スサノオ尊】が加わった事に因って宮中の秩序が崩れたので在りました。
…「正室・中宮」の座を【セオリツ媛】が射止めた事に因って、「准后」と成っていた【モチコ媛（姉）】と、【ハヤコ媛（妹）】の姉妹が、【スサノオ尊】と、秘密的に仲良くなった。其れで、宮中内の秩序が乱れ、更に、【スサノオ尊】の度を超した乱行に因って、【ウヒルキ】(此の時点では未だ【天照大神】の称号は存在しません）は岩戸へ隠れる事と成りました。然して、其の後、【オモイカネ命】（ウヒルキの大臣職）の計らいで、其の息子の【タジカラオ命】が、岩戸をこじ開け、其の【ウヒルキ】を、岩戸の中から表へ引き出す事に成功しました。是の時の状況に対し、「太陽的明るさ」の意が表現された意図を以て、其れ迄の【ウヒルキ】の名称に対し、【人のオモ（面）をテラス(照らす）大神】と呼ばれる事と成ったとされ、以後、【アマテラス・大神】と称された。
…其の後の裁きに因って、【スサノオ尊】は追放（流離いの罪）されました。又、【姉・モチコ媛】と【妹・ハヤコ媛】の、其の姉妹も追放（流離いの罪）されるが、双方の媛は嫉妬心が強かったった事に因って、流離う身と成った。然るに、此の姉妹の二人は、嫉妬（セオリツ媛に対して）に因って、其れぞれ【九頭竜】（姉・モチコ媛）と【八岐大蛇】（妹・ハヤコ媛）に化身する事と成った。従って、津軽の【善知鳥・神話】の中に現れるのが【姉媛・九頭竜】で在った。又、出雲に於いて顕れたのは、彼の有名な【妹媛・八岐大蛇】で在ります。然るに、其の【九頭竜】に対しては、津軽の【ウトウ】（善知鳥）を食い殺していた事を以て、戸隠（オモイカネの系譜）に切られる事と成る。然るに、津軽から逃げ、追われる身の【九頭竜】（姉・モチコ媛）は津軽から逃げ、箱根に現れた事に因って、現在、元箱根神社に於ける【九頭竜伝説】の起元（由来）と成っているので在ります。然し…『秀真伝』文書に記述されている【九頭竜伝説】は、『写本伝承・日本書紀』は元より、江戸後期、本居宣長の影響を以て取りあげられるように成った『古事記』（古事記は歴史書ではありません）にも記載が在りません。
…戦後(大東亜戦争）の【日本史】於ける歴史教育に於いては、其の戦後に再発見された『秀真伝』（ホツマツタヱ）文書に対し、完全的に無視されているようで在りますが、無視と言うよりも、戦後（大東亜戦争）、新たに掻き集められた【歴史・日本史】に関する研究者達の、其の殆どの文献史学者達は、「俄（ニワカ）仕込みの日本古代史」説(砂上の楼閣的基礎）を以てしては、此の説話(八岐大蛇、九頭竜神話に関連する)に関しても、「全く、返答が出来無い程の無知に起因する」と言っても過言で在りません。然るに、古代に於ける【武蔵国】の国名の由来は、【ヤマトタケ】が命名したと言う事が『秀真伝』文献には明記されている次第で在ります。又、【ヤマトタケ】(紀→日本武尊）に因って、出雲の国に祀られていた【スサノオ尊】（ヒカワ）の霊（御魂）を勧請して、以後、関東方面に、【ヒカワ（氷川）神社】が沢山建立されていったと言う事で在ります。
…然るに、現実的に現存する【津軽・善知鳥神社】や、【武蔵国・氷川神社】、又、【元箱根神社】の【九頭竜伝説】（戸隠に切られるが、更に九頭竜は諏訪に逃げた）が、神社伝承に因って、一般の人達が知る事と成っているので在ります。然るに、それらの説話が、『日本書紀』の神話等の文中に在っては刪定(削除）、及び、抹殺されているので在るが、関東、及び、東北等の、其の各々の地域の【神社伝承】が部分的には残されている処に迄は、時の政権（天智天皇）は、完全に抹殺する事は出来なかったので在りました。つまり、此の関東方面、及び、東北地域の神話伝承が、完全に抹殺出来なかった事の意味する処は、【天智天皇・政権】は、クーデター（Coup D'état）政権で在ったと言う事の証明と成る。
…日本の古代史（歴史）研究の範疇に止まらず、【日本人のアイデンティティ－（Identity）】を求める上に於いて、又、我が国に於ける【倭語・カネ】(鉄）の起元に対する研究に関しては、神話的伝説では無く、日本古代史に基づいた伝承として、尚、歴史的に論証していく必要が在ると私は思う次第で在ります。然るに、古代出雲の【スガ】(出雲）の地に於ける【妹ハヤコ媛】（八岐大蛇）伝説の原点は、紀元前に於ける【ヒッタイト神話】に由来しています。つまり、【スガ（鉄）・起元】の語元は、『ヒッタイト神話』に起因していると言う事で在ります。然るに、此の、【倭語・カネ→スガ】を語元と成す【鉄のルート】に関しては、古代中国や韓半島に伝わる【漢字・鉄】(テツもヒッタイト言語に語元を有す）文化圏国の経由では無く、我が日本の国は、其れ以外のルート、つまり、【カネ】（鉄）の語意を語元と成す我が国への【鉄のルート】とは、我が国、独自的ルート（死海遺跡文書・宗団の極東移動ルート)を経て伝わった事を意味しております。従って、我が国に於ける『日本（ヒノモト）神話』は、単なる神話では無く、我が日本の国の歴史の範疇として研究する必要が在ると言う事を、確り、認識する必要が在ると言う事で在ります。
…此のAmeba Blog（アメーバ ブログ）の冒頭に言う…《【ウトウ（善知鳥）】の語源・解明に到る》…と言う事の意味する処は、【ヨブ記・28-3】（『旧約聖書』）に記されている…【暗黒の石】（第一物質・ブラックマター）、乃ち、神の正体（第一物質）を探し出す事よりも、もっと重要な事、それはつまり…【Wisdom Tree】（知恵の木・知識の意）…に言う…《【知恵】で在る》…と言う意味が秘められている。然し、此の【知恵・解明】に関する詳細等は、紙面（ページ数）が膨大に成る問題が在って、此処に記すには適しません故、此の事に関連するテーマ、及び、機会が在ったら、其れに合わせて此の話の続きを書こうかと思っておる次第で在ります。
…以下【追記】（2014/05/10土曜)… ↓ ↓ ↓
…『秀真伝』 (ホツマツタヱ)文書が記載する、【日本（ヒノモト)・開闢神話】、及び、其れに続く『日本（ヒノモト）・神話』は、【日本国家】が創建された後に創作された物語で在る。従って、【タケヒト→後の神武天皇】の即位以前、つまり、【タケヒト】東征（神代の範疇)以前の神話に対し、「縄文時代の出来事」等と言う人達が居ますが、其の説は間違っています。『秀真伝』（ホツマツタヱ）文書の『日本（ヒノモト）神話』の創作時期は、紀元後（A.D）の事で在り、決して縄文時代では在りません事、然りであります。
…『日本（ヒノモト）神話』とは、我が国が創建され、其の政権維持に必要不可欠な要素として創作されたので在る。其の、必要不可欠的要素とは…《【カミ→AL】（Ｉ ＨＶＨ)の大道を敷く》…と言う事で在る。…《敷島の道》…即ち、此が我が国に言う【日本神道】（ＡＬのマニマニ)の語元で在る。然るに、【神武天皇】即位元年（日本国家元年）は、西暦年（六世紀に設定された)で言い表せば、つまり、「神武天皇の即位元年は西暦１年で在る」と言う事で在ります。因みに、「キリストの誕生」は、歴史学で言えば「西暦１年」では在りません。此は、其のキリスト教に言う【復活祭・設定】の年を、過去に遡って、単に、定義されただけの事で在り、歴史に基づく設定では在りませんでした。
…然るに、「キリストが西暦１年に誕生した」（六世紀・ローマキリスト教説) と成す、其の考え方は、既に、キリストが誕生する以前に、『死海（遺跡)巻物』（Dead Sea Scrolls)を書き残し、姿を消した【ダマスコ契約・秘儀宗団】者達が定義した考え方で在った。従って、此の定義を以て、【神武天皇即位１年目→創世記歴3941年】（西暦１年に当たる)と設定した暦（倭暦）、即ち、「神武天皇・即位１年目」（天鈴暦サナト→辛酉）に始まる、【在位・通年歴】が、現在に言う、【倭（和）暦】で在る。然るに…【元始・ヤマト思想（ホツマ）国家】…が、創設された後、幾多の国家存亡の危機（三世紀）を乗り越えた事を以て、其の教訓として、『日本（ヒノモト）神話』が【日本国・開闢神話】の後に付け加えられたので在る。そして、其の『日本（ヒノモト）神話』を経た経緯（神武・東征）を以て、「新たなる国家の歴史の１ページ」と成すに至ったと言う事で在ります…因みに、『秀真伝』 (ホツマツタヱ)文書の歴年史（神武～景行紀迄）の【秀真暦・在位年】の設定方式は、【完全数】（6…28…496…8128）を基本に、「パズル的」に嵌め合わせた形式で設定されていて、其れは、『秀真伝』 （ホツマツタヱ）文書が…「日本人の聖書として書かれた」…と言う事を意味しております…
…以上の、【鉄】（ヒッタイト起元）に関連するブログ記事と致しましては、次（下記）の【ＵＲＬ（アドレス…http://…）】… http:ameblo.jp/erusaremu464/en try-11737675316.html ← （クリック、或いは、ドラッグして検索の事）↓ ↓ ↓の記事と合わせて読んでもらえれば幸いです…
『…【八岐大蛇】と、我が国に於ける【鉄】の起元に付いて…』 http://ameblo.jp/erusaremu464/entry-11737675316.html ……［プールールリ・神話］（ヒッタイト神話）に関連し、【龍…伝説】に付いて…