坂道で
僕は下り、
少年は上がってきました。すれ違う(はず)の少し前に
少年が自転車の向きを変えようとして、

道を塞ぐ形になりました。
「おい!何やってんだ?!」
急ブレーキをかけた甲斐もなく、
僕は少年の自転車に突っ込みました。

少年にケガはなく、
とにかく怒ろうとした時、
ひたすら謝る少年の目は虚ろでした。

暑さで朦朧としてるみたいです。
「もう いいよ」
と自転車を漕ぎだし、スーパーで自転車から降りて愕然としました。

うまく歩けないんです。

どうやらブレーキと一緒に足で踏ん張ったため、
両足のふくらはぎを傷めたようでした。

しばらくビッコをひいてましたが、いまは痛いだけで、普通に歩けるようになりました。